本日 4月30日 朝方に冥王星が逆行を開始しました。
ここで、今年の全惑星順行期間は終了します。
天体が逆行を始めると、その天体についての学びの期間に入っていくため、前にひたすら進むよりも、振り返りや見直しをする部分が多くなってきます。
そのため、物事がスムーズに進まないと感じることもあるかもしれませんが、振り返りや見直しを行う期間があるからこそ、自分にとってのベストを探ることもできます。
逸れていた道を軌道修正することもできるし、背負い過ぎていたものや無駄に続けているものなどがあれば、振り返ることができます。
その決断に時間がかかるのも逆行期間の特徴でもありますが、積み重ねてしまっているものにスポットライトを当てることができるのです。
全惑星の中で、最初に逆行を始めるのが冥王星なので、見て見ぬふりをしていた部分や嘘をついていた部分が積み重なっているのなら、そこに徹底的にライトが当たります。
冥王星は創造と破壊の星です。
それも徹底的な創造と破壊です。
余談は許しません。
嘘も許しません。
というよりも、嘘をつくことができません。
そんな冥王星からの逆行期間の学びは『キャッチしているものを見過ごさない』です。
冥王星は山羊座29度『お茶の葉を読んでいる女』という、インスピレーションと現実のすり合わせを表す度数で逆行を開始し、山羊座27度『山の巡礼』という、目標に向けて努力し歩むことを表す度数で順行に戻ります。
冥王星が逆行を開始したホロスコープは、明日の新月図と少し似ています。
魚座の木星や金星、海王星と牡牛座にある水星と冥王星が小三角を作っていて、たくさんの愛やインスピレーション、繋がりや感覚的なものを未来に向けて、ザクザクと掘り起こしていくようなイメージです。
そのイメージはとっても大切です。
なぜなら、そのイメージは幸せで豊かで愛に溢れているものが多いはずですから。
冥王星は4月30日～10月9日までの約5カ月弱の間逆行しています。
この期間は、自分の感覚的にキャッチしたものを信じ、どれだけ言葉にし、形にし、自分の考えとし、自分自身としていくのか。
本来の自分とのギャップをなくし、そのありのままの自分で、未来を楽しみ幸せな気持ちで満たされていくのかが、学びとなります
感覚でキャッチしているもの。
ちょっとした違和感とか、虫の知らせ的なものも含まれますし、ポジティブな直感やインスピレーションなど。
感覚的にキャッチしているものを見過ごさずに、いかに現実を近づけていくのか。
夢や理想で終わらせるのではなく、現実にしていく。
いや、現実になっていく。
自分の描く世界観を、自分自身が生きる。
そのためにも、自分自身がキャッチしているものを見過ごさないように。
忙しくし過ぎないことが、ポイントになりそうです
福本泰子
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