明日 3月13日 19時20分 魚座で新月です。
魚座は総決算を司る星座。
2021年の春分ももうすぐです。
占星術では、春分が1年の始まりを表し、次の段階にステップアップをします。
魚座はその前にクリアにしておく期間です。
次に進むための過去の清算、心や体の浄化などが起こります。
最後の手放し期間でもありますし、自分とは何者かを、新しいスタートを切る前に、自問自答する流れでもあります。
新月のサビアンシンボルは魚座24度『人の住んでいる島』です。
自分は宇宙の一部であり、自然の一部であることを自覚する度数です。
社会や物質的なものに守られない、裸の自分になることで、見えるものがあります。
自分が生きるためには何が必要なのか。
自分が何者なのかを強く自覚し、全力で生きなおすことを表すシンボルでもあります。
新月は心や体を整え、社会に出る準備をする6ハウスで起こります。
金星や海王星ともコンジャンクションで、山羊座の冥王星とはセクスタイルです。
今、自分自身と向き合うことがとっても大切です。
それも深層心理を掴むぐらいまで、深く深く潜ってみてください。
根源的なあなたの願いはなんでしょうか。
表面的なものではなく、心の奥底に眠る、あなたの願いはなんでしょう。
その願いに正直でいてください。
何でもいいです。
周りの目を気にしなくても、いい子になろうとしなくても大丈夫です。
ただ、純粋に、あなたが生きる上で、大切にしたいと思う人や心理はなんでしょうか。
自分の身体には目を向けてあげられていますか？
食生活や身体のケアで、外側から自分を労わってあげるのもいいでしょう。
あるいは、自分の心に嘘をついてはいませんか？
本当は納得をしていないのに、周りの人が言うからと、自分の心を置きざりにしていませんか。
2021年のスタートを切る前に、『自分が何者であるのか』を明確にしておきましょう。
それも潜在的に、自分の奥深くの望みを知ってあげましょう。
直感やインスピレーションも降りやすくなってきています。
ふと降りてきたものから、論理的に考えてみてもいいでしょう。
点と点が様々な形で繋がっていきます。
自分の想いや願いも、これからの未来に向けて、何を根源としているのかを確かめ、どんな願いに繋がっているのかを改めて確認してみるのもいいでしょう。
次の上弦の月は、2021年に突入しています。
実質、この新月も2021年の流れに片足をいれています。
2021年は、人と繋がる年になりますし、よりシンプルに生きることを求められるでしょう。
だからこそ、『自分が何者なのか』を強く自覚しておく必要があります。
何のためにそれをしているのか
何のために生きているのか
自分はどう生きていたいのか
自分は周りの大切な人とどう関わっていたいのか
あるいは、人とどう関わりたいのか
自分は何が好きで、何を好まなくて
自分はどんな生活をしていたくて
どんなものを選んで生きていたいのか
「生」に対して、ぜひ貪欲になってみてください。
それは、物質的に固めるという意味ではなく、「生きる」ということが、自分にとってどんなことなのかを、シンプルに見極めてみてください。
そして、必要でないものは、どんどん手放して。
福本泰子
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