2019年7月3日 4時15分頃 蟹座で蝕を伴う新月となります。
蝕を伴う新月は半年間影響を及ぼすと言われています。
そして、意識もリセットされ、新たなスタートを切ります。
今回の皆既日食は「社会的な条件付けを失くしていく」ということがテーマとなります。
サビアンシンボルは蟹座１１度『しかめつらをするピエロ』。
人間は社会の中で生き、社会のルールの中で生きていくことが、最低限の条件としてあります。
ルールがあるからこそ守られているものもありますが、ルールがあるからこそ窮屈な想いをすることもあるでしょう。
そんな社会的に決められているルールや規律を疑う、あるいは社会的な権威を疑い、独自の価値観を追求していきたい気持ちが高ぶります。
社会の中で生きるということは、ある意味、何かの条件を私たちの心に無意識に植え付けられている状態でもあります。
そこに、何の疑いもなく生きていれば、社会に守られ、安全な暮らしを確保されるはずです。
でも、本当にそうなのでしょうか？
今の目の前にある現状を見て、本当に社会で条件づけられていること、価値観があなたにとって必要なことなのでしょうか？
もうすでに蝕の影響を受けている人も多いと思いますが、「あなたにとって必要なことはあなた自身の心のなかにある」ということを新月は投げかけているように感じます。
私たちが自分たちの心の中で勝手に条件をつけているものは何でしょうか。
実は、社会ではなく、あなた自身が自分に条件をつけていただけなのかもしれません。
その条件を手放し、独自の価値観を追求してみませんか？
蟹座の新月は、社会全体への癒しのエネルギーも注がれているように感じます。
そして、思い描いている現実が目の前に具体的に表れやすくなっています。
あなたが望んでいたことが、目の前の他人を通して続々と現実に表れ始めます。
言い換えれば、あなたが望めばどんな現実でも再現可能なのです。
幸せな世界を望めば幸せな世界が広がり、優しい世界を望めば優しい世界が広がります。
また、自分の考えを自分の言葉で伝えていくことで、自分という人間が社会の一部であるということを確認することができるでしょう。自分がこの世界にいる感覚を感じるように思います。
表現していかなければないのと同じことです。
勝手に条件づけた私の心を解放し、自分自身も社会の一部であり、私が個として存在している証を表現していく為には勇気を出して、自分の言葉で自分の価値観を伝えていく必要があるのです。
それが、今の時期は行いやすくなっています。
自分の考えを洗いざらい、自分らしいものに変えていくと良いでしょう。
社会に合わせるのではなく、自分自身にベクトルを合わせます。
そして、目の前に表れる現実は自分自身が望んだものなのだと、理解することができるでしょう。
以上でございます！
お読みいただきありがとうございました。
福本泰子
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