お父さんのユリが咲いた

子供の頃、、

団地から一軒家へ引っ越した。

私がまだ、、

チャーミングな体系で（ポッチャリ、まん丸笑）

サラサラヘアの幼稚園児だった頃。

お父さんは、私と私の友達、兄に向かって、

「よし！いいか！お庭をキレイにするぞ！みんな草取りだ！」

私たちは、良いようにお手伝いさせられてることは気付かず、、みんなでキャーキャー 

しながら、ブチブチ抜いていました。

すると、、

後ろからお母さんの叫び声！

なんだなんだ、、どおした？ザワツク子供。

お母さんは、お父さんにズンズン向かってきて、、目が本気、、だったのも覚えてる。

「何やってんの⁉️お母さん一生懸命お花育ててたのに‼️」

子供たちは、、無言。

お父さんは、、なぜか謝らず、、。

「緑の草しか、、抜いてないみんなでお庭をキレイにしてるんだよ〜〜誰もお花抜いてないよ〜〜。なぁ、、みっちゃん❓」

私は、幼稚園児なりに気づいた。

取っちゃ行けないの取って、今怒られてるのはお父さん。

「お父さんが、、取っていいって言った」

お母さんは、、間髪入れずに、、

「みんなが抜いてるのは、お花の球根なの！草じゃないわ」

この先、、記憶はないけど、、草むしりは終わった。

この子が今年のユリ。

実は、、去年の夏、、。

草むしりだわっしょいわっしょい

お母さんと、お父さんが、いつもお手入れしてたから、、お庭に草がなかったのね。

何で私はお手伝いしなかったんだろ？

ブチブチ引き抜きながら、両親に感謝していた。

ブチブチ、、面倒くさ、、ブチブチ。

全部抜いてやれ。

シンプルが一番。ブチブチ。

ブチブチ、、ポコっ。

え？何これ。ブチ、、ポコっ。

あ、、これ、、球根、、。

やっちまった。

あー〜

これね。そりゃ、、間違えてお父さんも抜くわ。って、幼稚園児の頃の思い出が蘇った。笑

お父さん、、ちゃんと種埋めたんだね。

だけど、、お父さんと、同じことを繰り返し球根引き抜くムスメ。

なんで、お母さんのユリじゃないかと言いますと、お父さんの部屋を片付けてたら、ユリの種が入った袋を何個か見つけたから。

近所の人にもらったのかなーって気にとめてなかったけど、、

最近、また草生えてきたから、、もしかして、、ユリが咲いてくれるのか、、

はたまた、、雑草なのか、、、抜かずに待って良かった笑

なんだか、お父さんと、繋がってる気がして、優しい気持ちになれた

でも、去年抜いた場所が、、空き地になってる笑

お母さんが、夢みたお花がいっぱいのお庭

もう一度、作ろう。

お父さんが植えた、ユリの花。

大切に守ろう。

ってか、、これ。

本当にユリかな、、。笑

調べよう。

無知な私。

頭はお花畑。

最近の私、、昔の自分に戻ったのが分かる。

こおやって、、受け入れてくんだな。

まだ、毎日悲しい。

けど、幸せって感じる日もある。

よし。頑張る。

みんな、頑張れ。