お父さんが、痩せてく。

どんどん痩せてく。

作り置きは、作ってる。

毎日毎日、体調が変わる。




朝は、ベッドのお父さんに声をかける。
確認する。



「おはよう、体調は?行ってくるね。冷蔵庫見てね。分けて食べてね。チンしてね」




毎日、似たようなことを伝える。


ベッドの上のお父さんは
「行ってらっしゃい」


っいわなくなった。
ただ、うなずく。


早く、行けとばかりに。
話しかけて欲しくなさそうに。





仕事しながら、天井に目を向ける。

神様にお願いする余裕なんかない。

ただ、、涙が溢れてしまうから、、。

こらえる。






どんなに、体はえらいのか。




私は、仕事しているべきなのか?
私は、今、、側にいるべきなのか。


分からない。



薬で寝てばかりのお父さん。
家に私がいても、、寝てばかりは変わらない。



けど、、作りたてのご飯は、食べる努力をしてくれる。


私が家にいたら、、食べる回数増えるかな。



仕事は、楽しい。
ストレスだけど、ストレス発散。




家から少し離れたいから。



なんだこの気持ち。


まっいいか。がんばろ。