芭蕉句碑 「梅白し 昨日や鶴を 盗まれし」

 
以下、

http://ms241202.seesaa.net/article/452448407.html

より引用

 

滝のたもとに、松尾芭蕉の句碑があります。「梅白し 昨日や鶴を 盗まれし」。芭蕉は42歳の時、鳴滝にある三井秋風(みついしゅうふう:俳人で商人)の山荘を訪ね、咲いていた白梅にかけて詠んだ歌です。白梅が見事に咲いて、宋代の詩人・林和靖(りんなせい)の庵に居るよう心地がするけれど、しかし(彼と一緒にいるはずの)鶴が見当たらない。昨日にでも盗まれてしまったのだろうか。といった意味です。林和靖は、梅を妻に、鶴をわが子に見立てて大切にし、生涯独身で通したのだそう。さて、恐縮した秋風は「杉菜に身擦る牛二ツ馬一ツ」と、脇をつけました。そんな大層なものはおりません、いるのは杉菜に身をこすりつける二頭の牛と、一頭の馬ばかりですよ。と。

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引用ここまで

 

 

「鳴滝」はこうした古いしっかりした磐余の有る「名瀑」です。