今回も大変気を付けないといけない難しい処置 アクリル混紡ニットに付いたペンキの除去 | 【京都市右京区】プロの技を紹介!シミ抜き、洋服のお直し | ヤスイスーパークリーン

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京都市太秦にある家族経営の小さなクリーニング店。クリーニング、仕上げ、染み抜きは自店内作業、洋服のほつれ、穴直し、丈詰め、サイズ直し等のお直しもプロが丁寧に対応いたします!店頭、ネットからでもご相談ご依頼お受けしています。

2020年令和二年12月9日

 

どんよりした曇り空が続いた一日の京都市内です。

 

こんにちは。

化学の知識と35年の経験実績による

「生地と汚れに最適のクリーニング&しみ抜き」

ヤスイスーパークリーン 店主の 村山です

https://yasuisuperclean.com/

 

そんな天候でしたのでチョット肌寒い一日でした。

 

それでも未だこの時期としては気温は高めです。

 

週末ぐらいまでこの気温高めの日が

続きそうな予報ですが、

週明けからは本格的に「冬」到来の予報です。

 

暖かくしてお過ごしくださいね。

 

と、言う事で、今の内に、と、

冬物衣類のお手入れの

ご依頼が多いです。

 

そんなご依頼の中のケースの一つが今日の事例です。

 

 

ニットの袖口に白い「ペンキ」がベタッ!と。

 

家では取れそうにないと思われてのご依頼です。

 

結構厚めにしっかりと付いていて、

通常のドライクリーニングだけでは落ちないので、

別途「ペンキ取り」の処置が必要になります。

 

この処置には「有機溶剤系」の薬品を使うんですが、

実はこのニットは「アクリル」が混紡されています。

 

「アクリル」はウールに似た手触りで、

糸の引っ張り強度はウールよりも強く、

水洗いにも耐えてくれます。

 

虫食い被害も無いので、

こうしたニット製品には

良く使われている素材です。

 

しかし、熱に弱いと言う弱点もあります。

(スチームをかけすぎると”ビローン”と伸びてしまいます)

 

そして、もう一つ難儀な弱点が!

 

先日のこちらのブログでポリウレタンのストレッチ素材は

有機溶剤で溶けてしまう事を書きました☟

お困り事解決事例「簡単に取れそうで取り難いボールペンインクのしみ」の除去

 
実は「アクリル」もこのポリウレタンストレッチ素材同様、
「有機溶剤」で溶けてしまうんです!
 
そういう事で、今回のこのご依頼の品、
先のシャツのボールペンのケース同様、
ペンキを除去するのに
生地の状況を十分注視し、気を付けながら
丁寧に大変慎重に作業を進める事となりした。
 
その結果、
写真では判り難いのですが、
ちょっと薄く残っていますが、
生地に損傷を与える事無く
無事にここまでキレイすっきり致しました。
 
(これ以上の処置を続けると「穴」が空く恐れがありますので)
 
今回もまた、触られずにそのままお任せ下さった事で
この様にまた着て頂けるようになりました。
 
もし、市販の有機溶剤を含むしみ抜き剤など
先にご使用なっていたら、
付いたペンキが更に広がってしまうだけでなく
生地に損傷を与えてしまう恐れがあります。
 
そうなるともうお手上げですからね!
 
先日アップしたインクのケースや今回のペンキの様に
付いた生地によっては、処置にかなりリスクが
大きくなる事が多いです。
 
ですので、ご自身で難しいな、と思われたら
触らず、そのまま、無理せずに
先ずはお気軽にご相談くださいね。
 

衣類の事でお困りの時は、

クリーニングやシミ抜きなど必要な時は
掛かる費用の見積もりや
処置する事で起きそうな現象
処置の方法などもご説明しますので、
遠方などでご来店が難しい方でも、

先ずはご相談だけでもお受けしていますので

当店のホームページなどからお気軽にご連絡くださいね(^_^)

https://yasuisuperclean.com/inquiry/

 

今回もお読み頂き有難う御座いました。

 

2020年12月9日 

店頭ブラック&ホワイトボード「今日の名言

#どんなに寒くても必ず春が来る
#何も花を咲かせない時期は種を蒔けば良い
#女性のホンネ川柳 より
 

繊維製品品質管理士

京技術修染会公認復元加工師
 

 

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