にぃに19歳、今年20歳になる中途障害者です     15年前の出来事を思い出しながら綴っています     思い違いなどあるかと思いますが、必要な方に届いたらいいなと思っています

    






病院に到着し、処置室の方へ運ばれたにぃに…。




「お母さんは外でお待ち下さい」




廊下で待っていると処置室の様子がちらっと見え主治医と周りにたくさんの看護師さんがいてすごく緊迫した状態でにぃにを囲んでいた




鉄の塊みたいなものをにいにの口の中に入れる先生の腕から凄い力が加わってるのが分かり今から何が始まるの?にぃにはどうなるの?

パニックになるも何も出来ないオロオロしている情けない私




にぃにの命がなくなるかも知れない?え?何、何?






緊迫していた処置室から一気にフワッと柔らかい空気になり主治医はじめ、看護師さん達からも笑顔が見られ

「気管挿管出来ました、もう大丈夫ですよ」





あぁ…良かった…。