では、軽井沢「無彩庵」のお料理を見ていきましょう。

最初は、ヨモギ入りのパンです。無彩庵の周りにも、勢いの良いヨモギがいっぱい。

摘んで入れたのかしら・・・?

アミューズは、「黒豚のテリーヌ 木の芽の香り」。

まったりとしたテリーヌの表面に、木の芽がのせてあり、なんと酢味噌が添えてあります。

添えてあるのはピクルスかと思ったら、きゅうりの塩漬け。洋素材と和の味の融合が心地よいです。

前菜一品目は、「魚介のサラダ タープナードを添えて」

タープナードっていうのは、左側の黒い塊。「何?」と思うでしょうけど、オリーブのペーストのことです。

サラダの下には、ホタテやツブ貝が柔らかくレアに茹でられて入っていて、バジルのソースが敷いてあります。

タープナードと混ぜていただきます。

前菜二品目は、「ポタージュサンジェルマン ミント風味」

グリーンピースに、とても爽やかなミントのソルベがのっています。

メインは、「タスマニア産子羊のソーセージ 新じゃが芋のエスニックパンケーキ」

他の人が食べていた、特別な豚のローストにも引かれたのだけれど、どうしてもエスニックパンケーキが食べてみたくって。クミンの風味のパンケーキが、おもしろい!

上にのっているのは、イタリアンパセリじゃなくて、パクチーなの。これもとってもエスニカ~ン♪

デザートは、3種類別々なのを頼んで、みんなで色々食べました。

これは、もっちりつるりっとした感触が、めっちゃはまりまくりの「ソバ茶のブランマンジェ」

ふ~っと香るソバの香りがなんとも。。。

名前を見たら、頼まずにはいられない「ピスタチオのクレームブリュレ 摘み立てイチゴのソルベ」

ピスタチオもクレームブリュレも大好きなんだもの~。

ああ、このサックサクがたまりません!

「バナナのエピス風味 水まんじゅう、和三盆のソルベ、レンズ豆のコンポート」

エピスっていうのは、スパイスという意味。シナモン風味でした。

水まんじゅうは、真ん中に見える(?)にょろっとしたもの。葛もちっぽい食感だけど、つるんとしてておいしい。

和三盆は、すっきりした甘さのソルベ。

どれも、和の素材でいてしっかり洋風味になっている、素晴らしいデザートでした。


どのお料理も、シェフが「この素材をこう食べさせたい」という想いのようなものが伝わって、とても心地よいお品でした。

次は、ぜひ本店のほうに伺いたいです。

何度も通いたいレストランが、1軒増えてしまいました。