GW終盤、子供の日、カミさんと温泉コラボ。
現地着、10時半、蕎麦屋は11:00から?
「えっ?」
何人もの人が、お目当ての蕎麦屋に並んでます。
私の釣りなど度外視、蕎麦に集中、相変わらず、カミさん主導。
でも、この店の蕎麦は素晴らしい! 手打ちで細く風合い良く、とても美味しい。
今回で二度目の訪問、天ぷらも、タラの芽・ゼンマイ・ワラビ・ウド・茸、春の山菜尽くし。
これを食べたら、カミさんに、釣りする時間ねぇよ! と、文句言えませんね。
12:00、二人満足顔で、蕎麦屋を出て、温泉へ向かいます。
温泉でカミさんを降ろし、釣場へ。
本日の水位を考え、時間を考慮しつつも、過去、何度もいい思いをした場所へ入る。
急斜面を降り、水際に立つも、案の定、真新しい足跡が目に入る。
先行者、それも複数、GW終盤、それも、こんな時間、当たり前じゃ! 反論なし。
本命ポイントからミノーを流すも、全く反応ナシ、当然だよな。
先行者の足跡見ると、流れに対して平行、アップクロスか、ダウンクロスに攻めてる。
こちらは、レインボー狙いだから、ひょっとすると行けるかも、僅かな可能性だけど。
作戦は、上流からミノーを流し込み、流芯をフルダウンで平行に引いてくること。
なるだけ流れ込み付近の流芯に、立ち位置を決めないと、釣りが成立しないメソッドだ。
流れは強く、足腰の負担も大きい、ロッド・ラインに掛かる負荷も相当なものだ。
半端なミノーは、水面から飛び出し、全く使えない。
流芯下の、底石の位置を把握しているので、その石の前後で、ミノーを躍らせ、誘い続ける。
トウィッチ&ステイ、強めのジャーク&ステイでしつこく誘っていると、
「来た!」
サイズは大したことないが、フルダウンで状況のヒットの衝撃は強い。
レインボーではなく、ヤマメであった、今晩の塩焼き決定! いい肴です。
時計を見ると、13:00、何時もの料理屋で、14:30待ち合わせ、移動を考えるとあと一時間しかない。
上流のポイントへ移動、しかし、ここも、同じ先行者の足跡が、もう、やるしかない。
無理してポジション確保、シンキングミノーを、ラインテンションを保ちながら流す。
ただ流し厳禁、ロッドを立て、人差し指で、ラインをセーブしながら、少しづつ流す。
流し込み中にヒットする場合もある。
ここぞという場所で、ミノーを躍らせる、淵尻に少し大きめの石が沈んでるのも知っている。
三流し目、石の少し上で、躍らせていたミノーに強い衝撃が走る!
「来たぁ~!」
ヒットと同時に、水面から跳び出し横っ飛び、更に、もう一度跳ぶ、凄い!楽しい!
起死回生、してやったりのヒット!
だが、今度は、強い流れを味方にして、流芯深く潜り、激しく抵抗、川底の石の後ろに張り付こうと潜水している。
なんちゅう奴や!
このポジションでは取り込み不可、下流に移動、何度も足を取られる、年は取りたくねぇな!
石で転ばないよう、ヨタヨタ移動し、距離を縮め、流れの横から引っ張り出せるポジション。
十分時間をかけ、ネットイン、素晴らしい、美レインボー、これだから、止められない。
まだ時間はある、先ほどのポジションから、2m下流の流心を撃ってみる。
「コン!」
狙いの場所から確かな手応え、でもフッキングまでは至らず、、もう一尾居ると確信。
10分ほど休ませ、慎重にミノーを流し込んでいく、ここぞという場所で、ジャーク&スティ。
来ない、もう1m下流に流し込みジャーク&スティ
「ドガッ!」
「きだっ!」
水面が炸裂、今度は流芯から、流れの緩い側に直ぐ寄ってきた。
おおっ、これは勝負が早い、ヨタヨタ移動し、距離を縮め、一気にネットイン。
ミノーを横咥え、先ほどより僅かに小さいが、体高はこちらが上、39の雌。
この一尾で、もう満足、続ける気もない、カミさんと合流する料理屋へ向かう。
リリースしたレインボーどもは、元気に帰って行った。
釣り場近くに咲いていた、しゃがの花。本当に可憐な花だ。
料理屋には、こちらの方が先に到着、場所を確保。
二人で一人前の定食を食べ、カミさんは、生ビールと、ハイボールを何杯も空けた。
今晩、道の駅で買ったどぶろくもある、ヤマメの塩焼きもある、私は、帰って一杯だ。
帰路、GW終盤で、高速道路は、途中から渋滞、早めに降り、川を見ながら下道を走る。
祝杯は、スナックDコンで、グレンファークラス、今日は出来過ぎの休日だった。
ヤマメの塩焼きと、大好物、天領酒造のどぶろくもあり、何とも贅沢。
あのレインボーたちが、さらに大きくなり再会できることを願う。
タックル
ロッド : ウエダTSSー77ti
リール : 05イグジスト2508R
ライン : ナイロン8lb
ルアー : Dコンタクト63