●ムットクルフェ(牡3、父トビーズコーナー、的場直之厩舎、ハッピーオーナーズ)

4/8(月)大井9R 3歳オープン クラシックチャレンジ ダ1800m 矢野貴之騎手で出走予定

これまで既に14走。全競争成績は3-5-2-4、大井に転厩してからは2-3-1-0。

堅実に走り、心身共に少しづつ成長して、今回オープンに出走です。

1800mは初めてですが、これまでのレース内容からおそらく問題ないのでは、と思います。

相手関係ですが、スマイルモアとは2回走って2回とも先着許しています。いずれも前にいてスローで捕まえられず、だったので今回は早めに仕掛けていくのでは、と思います。あとは、スターバースト3着のキトン。ビッティンキバラを物差しにすると、かなり強敵と思われます。

ですが、良くも悪くも相手なりに走ってくれるので、今回も好走を期待したいです。

 

 

2歳出資馬の近況です。

●リンクスティップ(牝2、父キタサンブラック、母ダンスウィズキトゥン、西村真幸厩舎、サンデー)

「週2日は屋内坂路コース(900m)をハロン15~16秒ペースで2本登坂し、ほか週3日は屋内周回コース2500mをハロン32秒ペースで乗られています。普段は落ち着いていますが、人を乗せると適度にピリっとした面が出て、オン・オフがはっきりしているタイプです。変わらずフットワークが良く、体の使い方も上手で、トモの強化によってさらにバランスのいい動きに変わってきそうです。ただし、成長曲線が緩やかなので、現状では背中や腰などの非力さが否めず、継続した乗り込みが必要です。3月下旬に計測した測尺は、体高167cm、胸囲184cm、管囲20cm、馬体重468kg」

 

順調に乗り込めているようで何よりです。精神面も良いコメントが聞けて嬉しい限りです。早期デビューでは無さそうですが、それは想定内なので問題ありません。このまま順調にいって欲しいです。

(3月初、NF空港)

 

●エンベッカ(牝2、父サトノダイヤモンド、母シンハリーズ、斉藤崇史厩舎、キャロット)

昨年末は乗り運動進めていましたが、馬体の成長を促すためトレッドミルのみ。

「馬体重に目立った増減は見られませんが、見た目に少し腹まわりには余裕が出てきた感じです。運動を制限している割に毛ヅヤは良い状態を保つことができており、このまま様子を見ながら乗り運動の開始につなげていきたいと思います。」

とのこと。ちょっと気になる進み具合ですが、我慢して待つしかないですね。

(3/末、NF早来)

 

●アーラグラシア(牝2、父レイデオロ、母エールデュレーヴ、栗田徹厩舎、キャロット)

「この中間から騎乗運動を再開しており、現在は週2日、900m屋内坂路コースをハロン17~18秒のキャンター2本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。右トモの状態が着実に良化していることを受けて徐々にペースを上げていますが、ここまでいい意味で変化を見せることはありません。ここまでの感触から良いモノを持っていそうなので、焦らず良化を促していきたく思います。」

右トモは大きな問題は無かったようで良かったです。

それに「良いモノを持っていそう」のコメントも聞けて良かったですニコニコ

(3/末、NF空港)

 

●バシレイア(牝2、父ミッキーアイル、母アンフィトリテ、西田雄一郎厩舎、キャロット)

ここまでまずまず順調にきていましたが、残念な知らせが…

「坂路でハロン15秒程度のキャンターを取り入れるなど、順調に乗り進めてきましたが、この中間の調教後に左前脚の歩様が乱れてしまいました。その後の獣医師によるチェック、ならびにレントゲン検査で左前深管部の剥離骨折が判明したため、現在は乗り運動を控えて経過観察を行っています。今のところ、保存療法で患部の状態が落ち着くのを待つ方針ですが、今しばらくはウォーキングマシンなどの軽めの調整に留めることで慎重に状態の変化を見極めていきます。」

怪我の程度が大きくないことを祈りますお願い

(3/末、NF早来)

 

この世代の出資馬は全4頭牝馬、1頭でも来年の桜花賞を目指せるような馬が出てくれることを期待しています。

 

(サンデーサラブレッドクラブ、キャロットクラブから転載の許可を得ています)