NEXUS朗読会 11/12港北図書館「第46回・朗読の部屋」 | ナレーター・野田やすこ の お仕事&朗読サイト『大和日和』

先週土曜日に、横浜市港北図書館で

朗読グループNEXUS(ネクサス)ーきずなー「第46回・朗読の部屋」が開催されました拍手

 

今回、2日前にリーダーが体調不良で欠席する事が決まり、かなりのドタバタの中迎えた本番でしたアセアセアセアセ

 

今回のラインナップは、

 

「アグニの神」作・芥川龍之介

「旅立ちの日に」作・上原小夜

「マスク」作・菊池寛 の3作品となりました。

 

しかーし!!

超強力助っ人!!が、現れてくださいましたキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

メンバーが、以前NHK朗読教室でお世話になっていた先生が、急遽、詩を読んでくださる事になったのです爆  笑

なんと贅沢な照れ

 

読んで下さったのは、茨木のり子さんの詩を数編。

 

メンバーの紹介で、先生が前にいらっしゃって、静かに話し始めたのですが、

先生のお話が始まった瞬間、会場の空気が変わるのを感じました。

 

優しい落ち着いたトーンで静かに話し出され、一気にお客様が先生の話を聞く姿勢になった感じです。

 

そして、先生の朗読は、

一言でいうと「聴く人が”自分から声を聴きにいきたくなる”朗読」でしたキラキラ

 

「プロ中のプロ!おねがい」と、感じたのと同時に、自分の未熟さを思い知らされた気分でしたよ。

 

私の現在地とは別次元。

 

自分の朗読は「まだまだ」だと思ってはいましたが、

「まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだー!!!」でしたガーン

 

もちろん、朗読と言っても色んな形があって、

先生の朗読もその中の1つであり、それのみが正解とは思わないのですが、一つの行き着く先を見せられた気分。

 

終わってから、思わず「ありがたやー!」と、先生を拝みたくなりました。

 

昨日、来てくださった方は、本当にラッキーだったと思います。

私も、バタバタして本当に疲れましたが、非常に贅沢な体験をさせていただきました照れ

 

 

ちなみに、私は、

「旅立ちの日に」を読みました。航太の語りで話が展開する11分くらいの作品です。

 

前振りは、

「小学校を卒業したばかりの航太は11歳。

単純で純粋だった子供時代から「自分はなんなのか」「どう生きればいいのか」少しづつ意識し始める時期です。

そんな航太が、大好きなおじいちゃんのお見舞いに行き、感じた事とは。」

 

何度か読んでみようと思っても、途中で泣けてきて読めなかった作品で、ずっと寝かせていたのですが、ようやく冷静に読めるようになったので、今回選んだ作品です。

 

感情を込めすぎても聴いてる人にはウザく感じたりするし、

 

朗読って、本当に奥が深いですよねウインク