久しぶりにかなり読み応えのある本を読みました。
「朗読の理論朗読の理論―感動をつくる朗読をめざして」東 百道・著 木鶏社
内容(「BOOK」データベースより)
朗読とはなにか?朗読を聴いて人はなぜ感動するのか?朗読を、認識論・表現論・言語論・文学論・技術上達論をふまえて本格的に解明した日本で初めての理論書。朗読する人、朗読を指導する人、朗読に心をよせる人すべてに必見の書。
これまで何冊も朗読に関する本を読んできましたが、この本は
「日本人ならば、誰でも、日本語を読んだり、語ったり、聴いたりする事にかけては十分に達人のレベルに達している(本文より引用)」
と、いう事を前提に、読む手法や技術ではなく、朗読する為には、作品(特に文学作品)の作品世界をどうイメージし、どう朗読表現すればよいのかが書かれています。
なので、これまで「ついでに何かナレーションにも通じる技術的な事がないかなぁ」と、読んできた本とは、ちょっと違いました。
本当に「理論」です。
大学時代、教授の書いた本を読んでいた時の事を思い出しました。
頭でしっかり書いてある事を理解しながら読んでいかないと、すぐに「あれ?何が書いてあったけ?」と、なってしまい、何度も読み返しつつ、たくさんメモを取りながら、ようやく読み終わりました。
でも、最後まで読んで良かった!!
と、いうか少し読んだ所で「これは、これまでになかった本だ!」と、思ったので理論的な文章に負けず読みました。
本の中では「文学作品の朗読」と、対象を特に「文学作品」と、されていましたが、どんな本を読む時でも、ナレーション原稿を読む時でも役立つハズです。
”頭の中”は、少しレベルUP出来た気がしています。
私も「感動をつくる朗読」を、目指そう!
著者の東 百道さんの朗読、聴いてみたいなぁ。
