2024年8月 隠岐の島町の名所を巡ってきました。
1日目 ⑦隠岐国分寺 ⑧水若酢神社 です。
和気能酢神社からR485を北上し、八尾川を渡って右折するとすぐに隠岐国分寺があります。モーモードームや土産センターと共通の広い駐車場に車を止めていきます。
参道入口の脇には、妖怪「五体面」がいました。顔から手足が生えていて、意中の人とご対面できるという効能があるそうです。
まっすぐ伸びる参道の先にある山門の先が国史跡に指定されています。門扉には十一弁の菊と五七桐の紋がついていました。
山門からまっすぐ続く緩い坂を上って、鐘楼や本堂の前を抜けていくと、柵に囲まれた一画に整然と礎石が並んでいました。礎石の大きさから見ても、そこにあった建物が大きなものであったことがわかります。
国分寺境内の石碑と対になるような位置に、後醍醐天皇行在所跡の大きな石碑があります。
柵に沿って奥へ行ってみます。
石段を上ると、トタン屋根の下に小さなお地蔵さんが並んでいて、正面には大きなお地蔵さんがいました。
地蔵堂の左の石段を奥へ行くと石碑があり、その左には更に石段が続いています。
石段を上ると鎮守社があります。礎石のちょうど真後ろに当たる位置です。
島後を南北に貫くR485を北上すると水若酢(みずわかす)神社があります。一ノ鳥居の手前に舗装された広い駐車があります。
一ノ鳥居から参道をまっすぐ行くと木造のニノ鳥居があります。この辺りも海からそれ程離れていないせいか、杉並木ではなく松並木です。
参道の左には映画のロケで使われた土俵がありました。20年に一度遷宮相撲が行われています。
土俵を過ぎると、随神が向かい合う隠岐独特の随神門があります。太めの注連縄がついています。
随神門をくぐると拝殿です。やはり注連縄は太めです。
拝殿の床は石張りでした。延喜式名神大社で隠岐国一之宮という高い格式を感じられます。
本殿(国重文)は拝殿とつながっていません。しかし玉垣の両側に門があって中に入れるようになっています。
本殿は隠岐造りで、向拝は屋根から独立していますが、玉若酢命神社のような鰹木の上の雀踊はありません。しかし重厚感のある茅葺屋根です。
本殿の斜め後ろにお社のような建物があったので、行ってみると中には四角い井戸がありました。
神社のすぐ東側に石積みがありました。磐座かと思っていたら古墳でした。
正面からだとわかりづらいですが、横から見ると石室であることがよくわかります。
【隠岐 島後 1日目ー⑨⑩:伊勢命神社・尾白鼻園地】パワースポットを巡る夫婦旅 に続く・・・






























