2024年6月 長野県北地域の三大修験道場を巡ってきました。
その③-1 戸隠神社放光社・火之御子社 です。
長野市内の方から戸隠へ行くと、まず最初にあるのが放光社です。蕎麦屋や宿坊が並ぶ道の突き当たりにあります。
放光社は元々、村上天皇の時代に奥社に相殿として祀られていたものを、約100年後の康平元年に現在地に分祀した神社です。
鳥居の前からは、長野市の市街地と戸隠とを隔てる山並みが見えます。
鳥居をくぐると両側に狛犬がいます。
狛犬をよく見ると、ちょっと頭でっかちで、吽形の方は出っ歯で鼻の下にチョビ髭を生やしています。
石段の途中、右側に鳥居が2つあったので行ってみます。
右の鳥居は手前に石段があります。
鳥居をくぐった先は少し広くなっていて、正面に石祠が、左側には石祠や石仏が並んでいました。
左側の鳥居は、手前までは石段が崩れた感じになっています。
鳥居の先の石段を上ると天満宮があります。木鼻には獅子がついていまいsた。
天満宮の横から宝光社へ続く石段の途中に出られます。
向拝の唐破風には菊の紋、懸魚には鳳凰、欄間には麒麟や龍、木鼻には象や獅子が彫られています。
貫の上の蟇股には十二支も彫られていますが、幕があるので、遠くに離れないと見えません。
急な石段を下って駐車場に戻ります。
放光社から車ですぐのところに火之御子社があります。道路沿いに駐車場がありますが、3台分のみ。
鳥居のすぐ先にある石段を30段程上ると、正面に社殿があります。
再建されて140年程になりますが、平成17年に修復工事が行われたので、まだ新しい感じです。
社殿の右の方には西行桜があります。何度か代替わりしているのか、我が家の庭の桜と同じくらいの太さでした。
社殿の左に注連縄が張られ、その奥の石祠の後ろ夫婦杉があります。
夫婦杉は二本とも大きくねじれています。
夫婦杉の正面に当たる所に手水があります。パイプが長く、水は手水鉢を飛び越えていました。
【北信の三大修験 ③-2:戸隠神社奥社・九頭龍社】パワースポットを巡る夫婦旅 に続く・・・































