2023年11月 奈良 山の辺の道エリアのパワースポットを巡ってきました。
その ⑧石神神社・桃尾の滝 です。
石上神宮からR25旧道を東へ向かい、途中の細道を左にそれて川沿いをしばらく行くと、桃尾の滝の駐車場があります。駐車場の裏を流れる川の底は岩でできています。
小さな石橋の手前には注連縄が張られていて、行場であることがわかります。この日も行を終えたばかりの女性たちがいました。
橋を渡ると正面に祠があり、その後ろに滝が見えます。
祠の中には石に彫られた不動明王像があります。
祠の左を回って滝の方へ行く途中、左側に如意輪観音などの石仏群があります。
浅い滝壺には簡単に下りられますが、行場なのでちょっと離れた所から、滝の途中の不動明王を拝ませて頂きました。
桃尾の滝から100m程戻ると小さな橋があり、向こうにお堂が見えます。
橋の先の坂を上ると石上神社の拝殿があります。石上神社は石上神宮の元宮と言われています。右手にある手水には、ちゃんと水が流れていました。パイプは桃尾の滝の方から引かれているのかもしれません。
腰壁しかない拝殿からは、奥の狛犬や本殿が見えます。
拝殿の裏は二段になっていて、中段に狛犬、上段に本殿があります。更に一番左には「神武天皇遥拝所」と刻まれた碑が建っていましたが、周囲は山に囲まれ、展望はありません。
右に狛犬はアールの発音の舌です。
右の吽形は歯を食いしばって斜め上を見ている様子が、いじましくて可愛いです。
石段の上には中央に本殿、両脇に春日神社と八幡神社が建っています。
お社にも狛犬がいました。
拝殿の向こうには急な石段が続いていました。
石段の途中の鳥居をくぐって振り返ると、拝殿の屋根が見えます。
鳥居から更に石段を下ると、山側にいくつもの石仏や板碑があります。左側には小さな滝があり、対岸の道路に路肩にも石仏や板碑がありました。かつて龍福寺があった痕跡はあちこちに見られます。
【奈良 山の辺の道の寺社 ⑨:笠山三宝荒神社】パワースポットを巡る夫婦旅 に続く・・・






















