バースデイ① | YASU-NIKKI

バースデイ①

お久しぶりの更新とあいなりました!!

 
 
2006年1月。約束どおり、今月から仕事に本気になる。…いよいよその時を迎えられえて嬉しく思える一方、年明けのバイトでは自分めちゃめちゃ焦っていました。
 
前の日記でもちょっと書いたけど、寝ても覚めてもずっとドキドキしていて苦しい。

 

駄目だ、こんなスピードじゃ、目標とする男になるのに、間に合わない。苦しい。どうしよう。どうしよう…。
 

 
そして、僕は焦りで完璧に平常心を見失い、結果として、内定者の身分ながら勇み足というにはあまりにも取り返しのつかない失敗をしてしまっていたのです。
 

 
最悪の場合大損失を生み出す可能性すらあった行動であったことで、会社に迷惑をかけ、何より自分を育ててくれようとしている社長、ボス、人事の社員さん達に迷惑をかけてしまった。。深く反省して上司への相談・連絡・報告と平常心から逸脱しないことを誓い、その旨を伝え、何とか収拾をつけるのに一日がかりでした。
 

 
“済んだことはしかたないから、気にせず頑張っていけ”“君もいつかは結婚して、子供も生まれる。その時に正しいことをやっていて立派な大人になっていたいんじゃないの”そのすごさは噂で聞いていたけど話したのは初めてだった取締役陣にはそう言っていただき、改めて自分の器の小ささ、ずるさに気づく。
 

 
一方で、目標までの距離の遠さと時間のない自分という状況には何も変わっちゃいない。焦りは絶望に変わる。
  


いつの頃からか確信していること。“過去の成功体験は人に自信と余裕と成長を与える”

それを逆に捉えた時、銀魚、受験、やど祭、ダンス、就活、宅建…成功体験といえるこれらの内部情報をどんなに検索しても、僕の遠すぎる目標を達成できる見込みはでてこない。それこそが、人生で初めてってほど焦っていて平常心を乱した3日間だった。
 


次の日、内定10ヶ月目にしてついに配属発表。僕の配属は…
 
 
渋谷本社!
 
 
あまりにもびっくりして即刻人事の社員さんに電話。。地理感でアドバンテージがある錦糸町において、芯から尊敬しているボスの下で仕事していきたいですって前々から宣言していてバイトもここ4ヶ月ずっと錦糸町だったからさ。。
 

 
“どうして渋谷にしていただいたんですか??”
 
“お前は一番厳しい所で、一番厳しく鍛えてやろうと思ってな”

…感激して涙がにじんだ。ここで、本当に頑張って、成長していこう。そう思った。 先のことを考えての変な焦りはなくなっていた。地道に目の前のことに全力を尽くして、目標を達成しつづけていけば、必ずその先にたどり着けるはず。

 

僕はここからだ。