私は毎日、日記を書いているのだが、8月末に新型コロナウイルスに感染したせいで、一気に日記が溜まってしまって、現時点で1か月分も溜まっている…  時々こうなるのが日記を毎日書く派の悩みの種である。

 

日記を続けるコツは、携帯にその日の小さな出来事でもいいのでメモすること。そうすれば溜まっても思い出しやすくなる。


ところで、私は小学時代から日記を書き始めたが、書かなければいけないとき(夏休みとか)だけに限られていた。

 

しかし中学時代から、日記を毎日連絡帳に書いて提出しなければならなくなって、それ以来、日記を毎日書くことにしている。

 

だからか、他の人より以前のことを思い出すのがずば抜けてよくできる。中学時代の旧友で集まると、昔のことを正確に覚えているから昔話を盛り上げられる。

 

ただ日記を書くことだけで、昔のことを思い出しやすいかというとそうでもないようだ。なぜなら昔のことを思い出せない旧友達も、私と同じく昔は連絡帳に日記を書いて提出していたのだから。

 

その違いは、おそらく「その日にしか書けない日記を書いているかどうか」だ。

 

中学時代は先生に見られているから恥ずかしいことは書けない。しかし高校時代以降は自由に日記が書けるようになった(連絡帳を出さなくてよくなった)から段々、私も赤裸々に日記を書くようになった。

 

面倒くさいことが苦手な人達は、端的に言えば、「今日は楽しかった。」で終わらせていただろう。しかし、子ども時代を珠玉の時代と思うならばそのようにはむざむざ済まされないはずだ(大人になってこそ子ども時代を珠玉の時代と思うのが妥当なのかもしれない)。そして子どもの時にした新体験というのは子どもの心には深く残る。その宝石を宝石箱の中にしまっておくためにも日記というものは必要と考える。

 

そしてそれは子ども時代に限らず、大人になっても続けるべきもの。だって大人になっても新発見はたくさんあるはずなのだから。