ガラスの十代 ~光ゲンジ伝説~ | イクラ ウニ ウニ イクラ ウニ

ガラスの十代 ~光ゲンジ伝説~

2/14  今日はバレンタイン。


いつからだろうか、バレンタインデーという日が、特別な日という感覚が無くなってしまっている。


去年のバレタインは、細木数子似の保険屋のおばさんから貰ったチョコを食べて、オナニーして寝ました。

今日は、ぜってーみんなセックスしてやがる!なんて思いながらね。


あーそう言えばって感じで過ぎてしまっていて、特別チョコを貰ったりとか、告白されたりとか、なんていうかドキドキ感て言うんだかそんな事は、まったくなくなってしまったんですよ。

「お前、何個貰ったん?」

「教えねーよ」

「誰から貰ったんだよー」

「教えねーよ」

そんな会話が全国津々浦々 各地の小中学校、高校で聞えてくるようです。



学生時代はチョコの量が人気のバロメーターであり、貰う・貰わないで生死を彷徨う位重要な事だった。

まあ僕は義理チョコも甚だしい位しょぼいチョコを貰い、何とか生きる道しるべを見出す事が出来たのですが、それにしてもバレンタイン制度というのは、ほんとに怖い。


小学校高学年から高校生ともなると、やれ

「佐藤君て、ぜったいかっこいーよ。足速いし、サッカー上手いしさー。」

「バスケット部の青木先輩がいいよ。かっこいいしさ、流川君に似てるもん」

「私は、松本君がいいな。面白いし、背が高いし、パックンマックンのマックンに似てるもん」

学生の時ってどうしてか、スポーツが出来たり、背が高くてかっこよかったりって、外見でチョコを貰える事が多かった。

爆笑問題、今思えば確かに僕の周りでもそんな事が起きていたことを思い出す。

まあ、僕はどこの部分も採用されず、モテた事は無く、でも嫌われてもいないんで辛うじて傘みたいなチョコやら、チロルチョコやら、マーブルチョコみたいなチョコを頂けたんです。



でも光ゲンジの諸星君は凄かった。物心付いた頃に見たワイドショーですんごくチョコレートを貰ってた。

僕もジャニーズに入りたいって本気で考えてしまうほど衝撃が走った訳です。

なけなしの貯金をはたいてローラースケートを買い、家の前の道で車に轢かれそうになり泣きながら断念したり、布団を三枚敷いてバック転の練習をして垂直式のバックドロップをされたかの様な格好で首を痛めて泣きながら近所の接骨院に行ったり、部屋でイヤホンを付けガラスの十代を聞きながら熱唱してたらお母さんに「気でも狂ったかい!静かにしな!」って怒られ赤面したり、やっぱりアイドルは無理だって二週間ほどショックでごはんが喉を通らなかった位、僕を夢中にさせました。



今考えれば、人気バロメーターのチョコをいっぱい貰って、チョットみんなに勝ったって言う優越感を得たかったのかもしれません。

まあ努力の甲斐もあり、母と妹からチョコを貰い、「今年は2個と義理チョコがちょっとね」と友達に言ってやった記憶があります。

でもね、バレンタインが近くなると憂鬱になり、学校が怖くてしょうがなかった。


よく考えると極一部で行われいた儀式であったんですが、影の薄い、自動ドアにも反応されない僕にとっては、それはそれは残酷で、早く過ぎてしまいたい儀式の一つだったのです。


昨日はそんな子供達がどれだけいたんだろか。

という事で僕は今年何個もらえうのだろう。



そんなバレンタインですが、何でチョコなんでしょうね。羊かんでもいいのに。

これ私の気持ちって丸々一本の羊かんを渡され、オッケー!分かった!なんて笑顔で一本の羊かんを頬張る。  

これがいいい。




古い昔からの行事で、2/14は女の子が意中の人に乳首を見せて愛を告白する儀式がありました。

それを「ばれんたいんでい」と呼んでいる。

見事告白が成功すると一ヵ月後には男の子がちんちんを見せ返事をする。

これが「ほわいとでい」である。

と言う事になれば、義理チョコなる義理乳首なんて存在しなくなるし、高島屋でも買ったり出来ない。

そんな重要な儀式だから、心底好きな人にしか見せられない。お父さんにも見せられないし、お兄ちゃんにも見せられない。僕は見たい。

一世一代の勝負なのである。

「まいったよ。今年は10乳首も貰っちゃった・・・」って事になり複数見せられた人は心重く、凄く憂鬱になる。

もっともてる人になれば、もじもじしながら数時間入れ替わり立ち代り乳首を見せられるハメになる。

光ゲンジの諸星君に至っては、約二日間に渡り繰り広げられるだろう。

Stバレンタイン こんなんにすればどうだろう。


↓昔はMMK。
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