原題: Olympus Has Fallen
監督 アントワーン・フークア
脚本 クレイトン・ローテンベルガー
キャスト
マイク・バニング - ジェラルド・バトラー 特別警護官
ベンジャミン・アッシャー - アーロン・エッカート 大統領
アラン・トランブル - モーガン・フリーマン 下院議長
リン・ジェイコブス - アンジェラ・バセット S・S長官
カン・ユンサク - リック・ユーン KUF指導者
デイヴ・フォーブス - ディラン・マクダーモット 敵側スパイ
ルース・マクミラン - メリッサ・レオ 国防長官
ジョー・ホエニッヒ - ジェームス・インガーソル 統参謀議長
リア・バニング - ラダ・ミッチェル マイクの妻
コナー - フィンリー・ジェイコブセン 大統領の息子
予告編
感想
ジェラルド・バトラーは「ジオストーム」でシステムの技術者をやっていたが、それよりはこっちの警備担当が似合う。
核兵器の自爆コードを巡って、テロ集団と戦う主人公。
大統領の息子コナーとのバディ感に救われる。
お約束の展開だが、あまり細かいことを言わず楽しめる。
あらすじ
シークレットサービスのマイク・バニングは1年半前、警護途中に不慮の事故で大統領夫人が亡くなり、責任を感じて現場から退いていた。息子のコナーとは友達関係。
アメリカ独立記念日翌日の7月5日、韓国のイ大統領と会談するベンジャミン・アッシャー大統領。
ホワイトハウス空域に国籍不明のAC-130が侵入。
警告に向かった2機のF-22は撃墜され、AC-130の攻撃と共に、観光客に化けていたテロ集団がホワイトハウスを襲撃する。
大統領はじめ主要メンバーは地下のバンカー(危機管理センター)に避難する。
だが、実は韓国首相の警護チーム全てがテロリストのメンバーだった。見せしめにイ首相は射殺された。
報せを受けたマイクはホワイトハウスに向かうが、シークレットサービスの多数が倒されていた。警護システムが乗っ取られる。
アラン・トランブル下院議長をリーダーとする対策本部が設置される。
そこに、ホワイトハウスへ入ったマイクが、衛星回線を使い連絡を入れた。大統領の息子 コナー救出を指示するアラン。
テロリストのリーダーはKUFの指導者 カン・ユンサク。
日本海に展開している、第7艦隊と在韓米軍の撤退を要求。
だが彼らの目的はそれだけではなく、核兵器を爆破処分するためのコード「ケルベロス」を知ろうとしていた。
それは大統領、国防長官、統合参謀本部議長3名がそれぞれIDとパスワードを持ち、全てが揃わないと有効にならない。
開示を迫られる二人に、自分は絶対に教えないから、君たちは言ってもいいと伝える大統領。
敵の隙間をかいくぐり、何とかコナーを助け出したマイク。
彼は再びホワイトハウスに戻り、バンカーへの侵入を試みる。
一方バンカー内職員の中で、デイヴ・フォーブスが敵側のスパイであり、指示を受けてマイクを殺しに行く。逆に倒したマイク。
ケルベロスコードの大統領分が、暗号解析ソフトで破られた。
用意させた脱出用のヘリが着き、人質を連れて乗り込もうとするカン。ケルベロスのシステムが作動していた。
皆が乗り込んだと思われた時、ヘリが爆発する。
カンがそれに乗っていないと直感したマイクは、建屋に戻って大統領とカンを見つけ出す。
銃撃戦・格闘の末カンを倒したマイクだが、大統領が
「ケルベロスが作動している!」と叫ぶ。
あと1分しかないところで解除しようとすると、システムが解除コードを聞いて来る。電話口で慌ててそれを教える職員。
辛くも1秒前でシステムが止まった。
生還した大統領が、国民に向けてメッセージを出した。
その傍らには、警護に復帰したマイクの姿が。