女優の川島なお美さんが9/24に死去。
このテーマは書くつもりがなかったが、いつも訪問数の少ない当Blogがここ数日アクセス数急増。ナゼ?とアクセス解析してみたら「失楽園」のアクセスが飛び抜けて多い。
この時は役所広司と黒木瞳の競演したバージョンについてのコメントであり、彼女が出た作品のことは古谷一行がギトギトして見るに耐えなかったという事だけで、川島なお美という言葉は一切使っていない。
そんな縁でちょっとコメント。
死因は胆管ガン。
もともと昨年肝内胆管ガンの手術をしており、その転移だろう。
腹腔鏡手術で12時間もかかったとの事だが、肝臓内の胆管の手術なんて、聞いただけで相当困難なものと想像出来、元々開腹手術でないと無理だったのではないか?
だが死の3週間前まで舞台をこなしていたというのが、本当に驚くべき事。それだけ進行が早かったのか、そんなになるまで我慢していたと言うべきか。
この急速に進行した病状に対して以下のコメントがある。がん悪液質がサイトカインを放出して全身のたん白質、脂肪を分解して糖を作り出し、がん細胞はそれを栄養源として取り込む。
こうして急速に体力を奪われた体は、ちょっとしたきっかけでも命を失うダメージを受ける。
炎症性サイトカインといえば、つい先日NHKスペシャルでやった「老衰死 」で言っていた。
老衰で緩慢に訪れる変化が、がん細胞により、急速度でもたらされる。ガン死のメカニズムとしてこれは本当に恐ろしい。
関連情報
川島なお美さんの死から考える~がんで死にゆく体に何が起こっているのか
http://bylines.news.yahoo.co.jp/enokieisuke/20150926-00049876/