2005年05月28日

「ガタカ」 1997年

テーマ:ちょっと前の映画・TV

gattaca


監督  アンドリュー・ニコル

出演  ヴィンセント:イーサン・ホーク、ジェローム:ジュード・ロウ、

     アイリーン:ユマ・サーマン


遺伝子工学が非常に発達した近未来。赤ん坊は生まれてすぐ検査により病気のリスク、知能、寿命予測まで出来る。遺伝子操作により優れた子供を産むことが出来る状況で、自然な環境で生まれたヴィンセント。
心臓に障害を持ち、遺伝子的に劣るというレッテルを貼られて育っていく。弟は遺伝子操作をされて生まれ、全ての面で兄に優っている。


宇宙に夢を抱くヴィンセント。「ガタカ」という宇宙関連の組織に入社しようとするが、遺伝子検査ではねられ、清掃員としてしか採用されない。
そんな時に、遺伝子をネタに裏稼業をしている男と知り合う。優れた遺伝子を持ち、水泳の選手だったのが、交通事故に会って下半身不随になったジェロームを紹介される。血液、尿、唾液。あらゆる方法で遺伝子構造がチェックされ、個人の特定ができてしまう。
それらを様々な方法で切り抜け、ジェロームになりすまして「ガタカ」に入社するヴィンセント。念願の土星への出発を1週間後に控え、事件が発生する。


これはSFと言うのだろうか?と言うほどサイエンスの表現が少ない映画。
遺伝情報に差別されているヴィンセントと、事故のために夢を剥奪されたジェローム。
自分を偽るヴィンセントも悲しいが、自己の生活維持のため彼を入社させ、チェックをごまかすための血液、尿などを提供するジェロームの苦悩。
ヴィンセントと弟との確執もていねいに描かれ、やや異質ではあるがいい映画と思う。ヒロインのユマ・サーマンも、ちょっと昔の女優みたいで軽いよそよそしい雰囲気がマッチしている。


ただし、宇宙船はただの光跡しか出てこないし、最終の出発場面でもスーツにネクタイ姿での出航は、さすがに「おめえ、そらー手を抜きすぎだ」と言いたくなる。

AD
いいね!した人  |  コメント(8)  |  リブログ(0)

ヤシマさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントをする]

8 ■桜さん♪

やあ、いらっしゃい。
まあ「大好き」というほどの雰囲気はないです、私も。
「アイランド」は予告で話の半分以上がネタバレだったから、まあ映画でなくてもイイか、なーんて・・・・
華氏451は観ていないんです。

7 ■私はこの映画は

合わなかったですね・・
波の彼方に消えゆく兄弟愛のシーン?
あれは共感できたのですが、
あれではないようですね、
描きたかったのは・・
救いようがないけれど嘘の明るい未来、
そのような世界には「アイランド」もあります。
両方合わなかったなぁ・・
アクションが多すぎたからか、
華氏451のほうが合います。

6 ■よろしく~

これ、blogの友達から薦められてビデオ借りて観たんです。
微妙な雰囲気のある映像ですネ。

5 ■はじめまして

TBさせていただきました

異質のSF映画だけれど
すごいいいですよね(^o^)丿

4 ■お疲れ様です

ご出張だったのかな?
この監督さんにはあまり思い入れはないけど、なかなかイイ心理描写ですネ。
SFの管理社会モノというと「未来世紀ブラジル」かなー
「イノセント」はビミョーでした・・・

3 ■アンドリューニコルは僕も大好きです。

イノセントのコメントありがとうございました。あんなマニアックなものを娘さん行くなんて、うらやましい(笑)。僕は、本日帰国しましたので、返信です。僕は、アンドリューニコルは、脚本で映画『シモーヌ』と『トゥルーマンショー』が大のお気に入りです。テーマは全て同じで、SFでいう管理社会モノだと思うんですよ。遺伝子という評価で完全に管理された社会で、ウソをつき出し抜いてでも、自由(それは安楽に管理されるよりも極度に過酷)を求めるという人の性みたいなものの発露。僕は、好きです。そういえば映画監督の岩井俊二が、同じテーマを凄いやりたかったといコメントしているのを、見たことがあります。

2 ■こっちもボチボチ・・・・

新路線という事で少しづつアップして行きます。

1 ■登録ありがとうございます。

今後とも熱く語っていきます。よろしくお願いします。

コメント投稿

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。