こんばんは。
昨日のつづきを少しだけ。
吉祥寺に行ったら寄ってみたいと思っていた「カフェ ロシア」。
出久根育さんの展覧会に行った際に、娘と行きました。
「カフェ ロシア」は、ロシアとジョージア(旧グルジア)料理のお店です。
吉祥寺駅近くの古い雑居ビルの地下、こんなところに?と思うところに現れる濃いピンク色のお店。
ちょっと思い出のあるお店なのです。
ボルシチやピロシキはもちろん、“毛皮のコートを着たニシン”(ビーツを使った前菜)などのロシア料理、
ハチャプリやシュクメルリといったジョージア料理などをいただくことができます。
ジョージアのワイン“MUKUZANI”も好きです。
前菜の盛り合わせ
私が初めてロシアを訪れてからはもうずいぶん月日が経ちました。
娘とふたりの旅でした。
まだ覚えたてのロシア語で看板やメニューを読んでいた娘、
どきどきした赤の広場、クレムリン、
玉ねぎの形のクーポル、
圧倒されたエルミタージュ美術館、
まだ凍っていたネヴァ川、
物静かで質素な雰囲気の人びと、
素朴で意外とさっぱりしていたロシア料理、
前年にテロがあった影響で怖くなるほど緊迫した雰囲気だった空港、
郊外の公園を列になって歩いていた小さな子どもたちのかわいいおしゃべりに
毛糸帽とカラフルな上着、
アリョンカ飴…
すべてが懐かしく思い出されるけれど、遠くなってしまったロシア。
今は上空さえ横切れず…
平和の訪れを祈るばかりです。
そして、今自分が味わうことのできる自由と平和を大切にしたいと切に思います。
思い出話にお付き合いいただきありがとうございます。
明日もどうぞいい一日でありますように💛