やぁ、どうもご無沙汰していた和希だ。
いや、今回の更新の遅れは単純に私のミスなので許して欲しいとしかいい様が無い。
―――本当にすまなかった。
閑話休題。
前回予告した小説なのだが、もう少し―否。まだ多分に時間がかかると思われる。
重ねてになるが、この場を借りて謝罪したい。
―――重ね重ね、すまない。
さて、最後の話題となるのだが、その諸説の冒頭の一節を乗せたい。
できれば、楽しんでくれ。

サァ―――……・・・
薄く、細い、春雨が、傘に当たる音を聞きながら俺は一人、路上に立っていた。
否、路上、と表現するのはこの場合、間違ってはいなくても決して正しいと云う訳でもない。
より正確に的を射た表現をするなら俺は今日から下宿することになる寮、その前に立っている。
白い壁に、瓦を敷いた日本の家屋のそれにはありえないような急勾配の屋根。
洋館の趣を持つその建物を前に俺は独り、ただ、佇んでいた。

どうだっただろうか。
如何せん、つたない文章なのだが、そのあたりは勘弁して欲しい。
それでは、今回はこの辺りで暇の刻とさせてもらう。
SeeYou