ヨーガとアロマとメンタルケアの教室
YAR00M通信
（ＮＯ．278）2019．7 ．22
手遅れにならないうちに
運命待つのはやめ
確かなことなどなんにも
この世にはないのよ。
さあ、好きなことはじめよう。
ぐずぐずしてる暇ないから
春はすぐ秋になってしまう。
あっという間に。
チャレンジ目の前にして
ひるんだことはない。
甘いスイーツ前にしても
ためらったことはない。
日々の中でくじけたり
おちこんだ時にはそれこそチャンス。
おもいきりぶち壊して やり直す。
さあ、好きなこと始めよう。
（「No Time At All」より）
先日、観てきたミュージカル『ピピン』。
ニューヨークのブロードウェイで
上演された演劇を対象に贈られる「トニー賞」で
2013年、優秀リバイバル作品賞を含む
4部門を受賞している作品です。
今回はその日本版。
演出はブロードウェイのままです。
歌やダンスはもちろんですが、
マジックやジャグリング、
サーカスアクロバットまで
盛りだくさんの内容でした。
実際に、シルクドソレイユで
活躍されている方々も
多く参加されている舞台なのです。
主演の城田優さんは
もちろん素晴らしかったのですが、
私が一番感動したのは、
主人公ピピンの祖母、
バーサ役の中尾ミエさん。
前田美波里さんとWキャストです。
私が観た回は、たまたま中尾ミエさんでした。
なんと、空中ブランコに乗って、
アクロバットをキメながら、
冒頭でご紹介した
「No Time At All」を歌ったのです。
主人公ピピンに
人生を楽しむことを
アドバイスする場面です。
中尾ミエさん73歳。
前田美波里さん70歳だそうです。
会場からは思わず拍手喝采が起こりました。
日本では、年齢を重ねることに対して
ネガティブなイメージがあるのですが、
次のような英語のことわざがあります。
You're only as old as you feel．
（あなたの年齢は、
あなたが感じている年齢である。）
私も、長年、「永遠の29歳」と
言い続けてきてよかったと思います
確かに、日本では、
世間的にも年齢を重ねることに対して
否定的なイメージが先行している感があります。
だから、つい、
「この年齢からでは、無理。」とか
「こんな年齢ではどこも雇ってくれない。」
とか、考えてしまいますよね。
でも、そんな考え方を持っていると、
自分ができることは
年々少なくなるばかりです。
Age is just a number．
（年齢なんてただの数字だ。）
↑これも、英語のことわざですが、
実際、カナダに住んでいる
息子から聞いた話によると、
履歴書にも
年齢を記入するところはないそうです。
年齢を重ねることはマイナスではありません。
年齢に「意味」を与えているのは、
自分自身なのかもしれませんね。
若い気持ちを持って生活をしている人は若いし、
老いた気持ちで生活をしている人は
老いているだけのこと。
さあ、どちらの生き方を選びましょう。
それも自分次第です。
