オーストラリア視察 2日目 | やらなあかんブログ 岐阜県議会議員 松岡 正人(まつおか まさと)

シドニーでの視察の2日目、自治体国際化協会(CLAIR)シドニー事務所でのオーストラリアに関しての聴講、岐阜鮎海外推奨店となったレストラン鱒屋での昼食懇談会、観光セミナーへの参加そして「岐阜県三位一体レセプション」への参加と今日も慌ただしい視察日程でした。
自治体国際化協会(CLAIR)は、東京に本部を構えシドニーも含めて世界に7ケ所に事務所が設置され、日本の自治体と世界各国の架け橋として活動されています。主な取り組みとしては、「自治体の活動支援」や「姉妹都市交流推進」、「経済交流支援」などを行っているそうです。特にシドニー事務所では、日本全国の自治体に外国語指導助手や国際交流員等を配置するJETプログラムや多文化主義政策に関する調査などが特徴的に行われているようです。ご説明の中で、「多文化主義」に関する教育や治安、移民の受け入れなどは、外国人労働者がこれから急増する日本において大変参考になるお話だと感じました。特に移民に対する教育については、外国出身者の入学前の英語教育や翻訳システムの充実など、今後日本がしっかり取り組むべき施策を学ぶことができました。また、海外から来た同じ民族が同じエリアで生活してオーストラリア社会に馴染んでいくコミュニティー自治について、自治体がしっかり支援しているということも重要だと感じました。オーストラリアの政府構造についてもレクチャーをいただきましたが、連邦政府と州政府そして地方自治体のそれぞれの役割は、特に地方自治体の権限や役割の点で日本とは全く違う構造でした。



昼食時には「岐阜鮎海外推奨店」鱒屋というレストランで開催された認定式と昼食懇談会に参加しました。知事の挨拶では昨年5月にオーストラリアで牛肉の輸入が解禁されたことを受けて、岐阜県は最初に取り組んできた県として「飛騨牛」を自信を持ってお勧めするというお話がありました。続いてシドニーで創業20年以上となる和食レストラン「鱒屋」のオーナーからは、鮎の美味しさと飛騨牛がワインと合う素晴らしい牛肉である事が紹介され、シドニーの関係者の方に大きなアピールになりました。創業年数もさることながら、この日の来客数もかなり多くて広く大きな店舗なので、今後の岐阜県の農産品の取り扱い増加に期待が膨らみました。






夕刻からは、シドニー市内のホテルでオーストラリアの観光関係者向けの「観光セミナー」が開催されて、岐阜県のクイズなどを交えながら名所などについてアピールが行われました。



続いて開催された「岐阜県三位一体プロモーション」には、昨日からお世話になった、在シドニー日本国総領事館の首席領事やジェトロシドニー事務所の所長、JNTOの関係者、CRAIRシドニー事務所所長をはじめとして、オーストラリアの旅行会社、食、モノのバイヤー百貨店、ディストリビューターそして現地メディアや経済界のVIPなど多くの方々が参加されました。岐阜県知事のスピーチは、飛騨牛はすでに23カ国に向けて輸出されており、昨年5月にオーストラリアが牛肉の輸入を解禁したことに伴って岐阜県が日本で初めてオーストラリアに牛肉を輸出すると言う実績を強くアピールするものでした。またシドニー総領事館の首席領事のスピーチでは、岐阜県の伝統文化や工芸技術そして自然の美しさを具体的な紹介とともに強くアピールしていただいたので、岐阜県民として誇らしく感じました。「岐阜県三位一体プロモーション」はジェトロやJNTOなどからも高く評価されていたので、飛騨牛や鮎などの農産物にとどまらず刃物や和紙などの県産品の販路拡大と岐阜県へのオーストラリアからの誘客に大きな効果が出ることが期待されます。


レセプション会場には、岐阜県の地酒のアピールで各務原の蔵元も参加しており、驚きとともにほっとすることができました。オーストラリアでの日本酒の人気も上々であり、今後の販路拡大に大きく期待をしています。