読書メモ‐16 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

先週私は6日連続、計24時間働いた。

1日平均4時間、午前中のみの出勤。

数字にすれば大したことはない。

しかし、加えて6日分の食事準備と2回の買い物に2回の介護手伝い、さらには1回の掃除があった。

一方つきのわさんは、ずっと家で作業。

留守にしていた8~14時に何をしていたかは知らないけれど、少なくとも私が帰宅してから仕事をしていた様子はない。

彼のしたことと言えば、1日分の食事準備と1回の洗濯のみ。


家計費はきっちり分担制だから、ただただ不公平感しかない。

不満はあっても、ケンカに発展させる気力がない。


梅雨に体力を奪われている。

テーブルに並んだお皿の数々を見ても、イマイチ食欲がわかない。

自分で作ったくせに…

イライラしているからなのか、強い噛みごたえを欲している。
フライパンで焙って、アツアツのところを手掴みでかっ食らう。


たっぷりカルシウムを摂ったら、少しはストレスが軽減されるだろうか。



読書メモ

85 浅田次郎/わが心のジェニファー 最後の最後で驚きの展開。どうやら一部は実話?せっかく素敵なガイドブックだったのに、変なハッピーエンドで消化不良。

86 あさのあつこ/末ながく、お幸せに 危うく通勤電車の中で泣くところだった。結婚式というシチュエーションにおいて、個人的には新婦の父に最も涙を誘われる。

87 遠藤周作/白い人・黄色い人 無宗教の私には理解の及ばないキリスト教の概念。周りがゆるやかな仏教徒ばかりで良かった。真っ直ぐで曲がれない人は本当に怖い。

88 尾崎英子/ホテルメデゥーサ スケールの大きいテーマ、小ぢんまりしたストーリー。葛藤を描いているかと思いきや、そこまで深くない内容。つまり、普通のお話。

89 奥田英朗/我が家のヒミツ 誰にだって心に秘めておきたいコトはある。ふとした瞬間に核心にふれ、ドキッとしたりされられたり…それを楽しむのも悪くない。

90 飯島奈美/ご飯の島の美味しい話 好きな映画に関わっていた人。食に対する想いに説得力があり共感できる。私の行動は食いしん坊の成せるワザだったのだと再確認。