本の備忘録 37 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

とにかく食べることで損をしたくない。

その時に出来る最大限の努力をして、何とか美味しい物にたどり着きたい。


幸か不幸か、一度知ってしまうと元に戻れなくなる味がある。
それまで平気でクチにしていたのに、どうにも物足りなくなって不満を覚える。
外国産から日本産に切り替えると、大抵この現象に陥る。
幸福度は増すが、エンゲル係数もまたぐっと増える。
キウイ・レモン・ピーナッツ(落花生)etc.
海を越えてやってきてくれたというのに、めっきり買わなくなってしまった。

だって、その差は歴然。

たとえ冬を穴あき靴下で過ごすハメになろうとも、私は好きな物を食べたい!
ピーナツバター・自家製あんこのハーフ&ハーフ+水切りヨーグルト
つくづく旨い。

日本の美味は地味。



本の備忘録
95 柚木麻子/奥様はクレイジーフルーツ 夫婦の波長。多くの時を共に過ごすからこそ、合うし外れる。性欲に勝る心地好い同調が確かに存在する。実はそれってすごく貴重。
96 山本一力/カズサビーチ 海の男達は勤勉で実直だった。何て素敵な連中なんだろう。昔のアメリカにはカッコいい漢がいっぱいいたっていうのに…
97 山口恵以子/食堂のおばちゃん ホッとできる家庭料理の最高峰のような店。どんな高級料理店より貴重。たっぷり手はかけるけど、できる手抜きはする。力強く同意。