親知らずというのは、20代前半くらいまでに生え揃うのが一般的らしい。
私の場合、4姉妹(親不知4本)みんな人見知りだったようで、長女(右上)ですら頭を覗かせた時には28歳を過ぎていた。
少し間を置いて次女(左上)が産声を上げたと思ったら、三女(左下)・四女(右下)と立て続けに顔を出した。
キッズは神経にかぶさりながら誕生したため、病院で相談をした際に、ケアは出来ているので抜歯しなくても問題はないだろうと言われた。
ヘタに処置すれば、むしろ痺れが残るかもしれない、と。
以来10年近くほったらかしだが、激しい痛みに襲われることがある。
成長痛というヤツだ。
しかし、なるべくなら薬も飲みたくない。
気休めに、張り切ってブラッシングする。
すると表面が摩耗して、ますます神経が刺激されてしまう。
痛みを感じる→懸命に歯磨きする→歯が削れる→余計痛くなる…
何がしたいのか自分でもよく分からない。
とにかく力が入りすぎているらしい。
加えて歯みがき粉をたっぷりつけるし、傷をつけるためにやっているようなもんだ。
ソフトにブラッシングしてりゃ問題ないけど、それが出来ないからこそこんな事にはなっているわけで。
だからと言って、研磨剤をゼロにするほどの勇気はない。
夜はフッ素入りで虫歯対策、朝はフッ素ナシで安全対策と、使い分けすること約1年。
期待が高まる。
早く試してみたくて、必要以上に今あるチューブをギュッと絞る。
ホントに何がしたいんだか…
本の備忘録
43 小川洋子/ことり 春の陽だまりのようなお話。心がぽかぽかする。だけど、こんな隣人がいたら、きっと距離を置く。現実は厳しい。私は薄情な人間だ。
44 ジュール・ヴェルヌ/十五少年漂流記 40歳を過ぎてもまだ冒険に憧れる。つくづくオトコに生まれたかったと感じる。オンナの団体ならこうはいかない。
