ウェブアンケートに参加しています。
設問が多かったり、手間のかかるタイプをこなすと、たくさんのポイントがつきます。
それを様々な商品に交換できるシステムです。
対価を払うからには、企業はきちんとした情報を収集したいはずです。
ターゲットを絞り込む必要があります。
新商品のビールについて知りたい場合、まずはお酒を飲む習慣があるかが問われます。
そこでイエスを選択・ビール党と分かれば更に先まで進み、より細かい調査に参加する権利を得ます。
関門を突破すれば高得点ゲット!というわけです。
そして40代女性には、洗剤や調味料等に関する質問がよく届きます。
この辺は、あたしにもチャンスがあります。
曲がりなりにも主婦ですから。
ところが、一見身近と思われる化粧品がテーマとなると歯が立たなくなります。
人生において、"食(≒健康)"以外は引き算を始めてしまったせいで、持ち物が極端に減ってしまいました。
使わない物は買いませんから、企業にとっては全くの役立たずです。
すぐに該当者から外されてしまいます。
特に美容に関しては、周りが呆れるほどの引き算っぷりです。
何歳に見えようが、シミがあろうが、シワがあろうが、どうでも良いのです。
手入れに時間とお金をかけるのはやめました。
とにかく面倒です。
しかしケアを手放した途端、肌はみるみる生き返りました。

時短・節約・手抜きを優先させたら、努力を惜しまない人々から、羨ましがられる結果となりました。
あたしは今日も、浮いた時間でアンケート調査に参加し、稼いだポイントで美味しいモノを買うのです。
人生って皮肉ですね。

