ブックリスト36 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

お金の無駄遣いは大キライ。
時間の無駄遣いはキライじゃない。

知らない道を通ってぐるぐる迷ったり。
最寄り駅を外した所で降りて歩いたり。
旅先でわざとガイドブックを閉じたり。

単独行動ならとことん好きにできる。
どれだけ道に迷おうとも、どれだけ歩き回ろうとも、どれだけ目的を見失おうとも、自由。
全ては気分次第。

ひとりの散歩も旅も好き。
でも最近、"誰かがいてくれたら"と、ふとした瞬間に思っている自分に気づいた。
つまんないとか寂しいとかじゃない。
それはズバリ、加齢による危険性。
若さ故に許されていたことでも、立派な中年になれば周りの見る目は変わってくる。
お酒を飲んでふらふらしていれば、早朝・深夜にウロウロしていれば、冷たい目で見られる。
何より心配される。


ちょっと前までは、気を遣って疲れるくらいなら勝手に動いてしまおうと考えていた。
これからは、そうとばかりも言ってられない。
間違いなく、みんなに支えてもらいながら生きていくようになるんだから。

あたしのようなマイペース人間は、他人に巻き込まれる訓練をしておかなければいけない。
我を出してばかりいては、いざという時に助けてもらえなくなっちゃう。


誰かと出かける際には、プランニングを任されるパターンが多い。
先日、珍しく友人が動いてくれたら、お笑いライブを観に行く運びになった。
想定外の展開。
相談ナシにチケットを取ってしまう不思議な感覚はさておき、彼女らしい行動力には感服させられる。
色々、嬉しい。

こんな巻き込まれ方なら大歓迎。