それ即ち、梅の旬。
夏の手仕事の季節がやってまいりました。
梅干し作りも、気づけば今年で7回目。
カビにさえ気をつけていれば、最も手間がかからないと思われる部類の漬物。
それすらも簡略化しようと、毎年改良を試みてきました。
3年目からは重石を使うのを止めました。
だって扱いにくくて面倒なんですもの。
そして去年からは、ホワイトリカーを使うことも止めました。
だってやたらお値段が張るんですもの。
それぞれ、他に使いどころがありませんしね。
お酒の代わりに取り入れたのは、熱湯で追熟をかけるという手法。
とっても簡単な上に安上がり。
回を重ねる毎に腕は上達していると自負していたものの、2018年モノの出来は群を抜いて最高でした。
もう、以前のやり方には戻れません。
今年も、ミニマムバージョンでいきます。
今回は例年よりも高級な塩を使ったので、どんな味になるのか楽しみです。
※塩は国産ではないので、あえて紹介しませんが"ほ"で始まる中国産です。
友人からは、手仕事を嗜む出来るオンナとのお言葉をもらえます。
嬉しいですが、それ以上に恥ずかしいです。
だってあたしが梅干しを作る理由は、買うと高くて勿体ないからなんですもの。
単なる貧乏性…
でも滅多に誉められることなんてないので、本当の理由はしばらく隠し続けようと思います。

