ブックリスト16 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

今日は父の67回目の誕生日。
元気に歳を重ねてくれて何より。

有り難いことに、まだ現役で働かせてもらっている。
聞けば最年長で、ここまで契約を延長したのは社内で初めてなのだそう。
信頼と実績。
スゴイのひと言に尽きる。

来年で退職する運びになりそうだけど、果たしてリタイアした後はどうなることやら。
じっとしていられない人だから、急にしょんぼりしたりしないか心配。
早く次の目標を見つけて、充実した第2の人生を送ってほしいと思う。

一方で、とにかくちゃらんぽらんな母。
父に贈るプレゼントの相談をしても適当な答えしか返ってこないし、食事会の打ち合わせをしてもすぐに別の話に変えられてしまう。

真逆とも言えるキャラクターの夫婦。
でもある意味、物凄くバランスが良いのかもしれない。


義父の介護が本格化してきて、何かと考えさせられる場面が増えた。

黙って相手の要望に応えることを、気遣いだなんて勘違いしちゃいけない。
それは自分に対する言い訳。
無理だったら、おかしいと感じたら、きちんとNOの意思を示さなければいけない。
怒られたくないから、空気が悪くなるのが嫌だからと、ワガママを全て受け入れた義母。
面倒を避けた結果、最も大変な現実を迎えることになった。

いくら後悔したって病気は治らない。
きちんとぶつかってくれていたら、今誰も苦しまなくて済んだかもしれないのに…


せっかくこの世に産まれてきたのだから、しっかり想いは言葉にして伝えたい。
何でもいい・どうでもいいじゃ、勿体ないもの。




色んなタイプの人がいて、色んな組み合わせがあって、色んな生き方がある。

人間って、つくづく面白い。


ちょっと大変な日々が続いてるけど、まだ面白いって思えてるから大丈夫かな。