継続は力なり。
周りのみんなが、義理堅いタイプとみなしてくれている。
好きでやっているだけなのに、何とも有り難い評価。
ただし、コレには注釈がつく。
実は人情話ではなくて、おっちょこちょいな性格が引き起こした苦肉の策。
以前はあたしもメールを送るだけだった。
それだけではあまりに素っ気ないから、キラキラさせたりクルクル動かしたり…
若干の工夫を加えて、それっぽくしていた。
だけど、そんな最低限のマナーでさえ、あたしはキレイさっぱり忘れてしまう。
今みたいに、グループでやり取りできるような機能はなかった時代。
誰かが言い出してくれて気付くなんて、そうそう都合のいいことは期待できなかった。
誕生日を２・３日過ぎてから、ハッとして顔を青ざめる。
時すでに遅し。
タイミングを逃した"おめでとう"ほど、受け取り手も送り手も悲しいモノはない。
そこで、バースデーカードの登場。
郵送なら、多少のタイムラグは許される。
ドジなあたしにはうってつけ。
そして、冒頭の文章に戻る。
しかし、この作戦には若干の誤算があった。
実は地味にお金がかかる。
カード代・切手代で4～5000円。
出来るオンナを匂わせるには、多少の犠牲を払わなければいけない。
それならば余計な物は買わなきゃいいのに…
好みのデザインに出合うと、ついつい手を出してしまう。
結局のところ、書くという行為が好きなのだ。
全く終わりの見えない、アナログ人生。
もう平成も終わろうというのに…