ブックリスト10 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

友達は多い方がいい。
お金は多い方がいい。
恋人はいた方がいい。
結婚はした方がいい。
子供はいた方がいい。

大きな枠組みの中にいることこそが幸せと信じて、それを半ば強要してくる人が常に一定数存在する。
一般的な傾向だから、大勢が望んでいるのだとは思う。
けれど、それが全ての人に当てはまるわけではない。

もし、助言を求められたのなら答えればいい。
聞かれてもいないのにアレコレ言うのは、迷惑以外のナニモノでもない。
彼氏欲しくないの?そろそろ結婚時期じゃない?子供産むなら早い方がいいよ?
余計なお世話。

義母の家系に、この傾向が見られる。
義母といい、叔父といい、押し付けがヒドイ。
それも「わざわざ」「せっかく」「してあげた」感をたっぷり含ませる最も厄介なタイプ。
頼んでもいないことにクチを出して、こちらのリアクションが薄いと、勝手に落胆したり、時には逆ギレ気味になったり…

確かにあなた方はたくさんの友人とお金を持っていて、子供や孫に囲まれて暮らしてますわ。
それに比べてあたしは、友人1人・稼ぎは最小限・家族は夫婦2人きりですよ。
でも、あなた方のように不摂生からくる病に冒されているわけでもないし、余計なことして家族から敬遠されているわけでもない。

お節介焼きたいなら、せめて自分の土俵を整えてからにしてくれ。
説得力がないんだよ。



幸せの尺度は自分次第。
比較しようだなんて愚の骨頂。
あたしの意見を肯定してくれるような作品達。


そもそも十分に満ち足りた生活をしていれば、他人の行動なんてちっとも気にならないと思うんだけど…
心に隙間がある人間ほど、誰かと比べて安心したがるんだろうなぁ。

くだらないことに時間をかけるなら、もっと自分を大事にするよう心から言いたい。