8品目 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

何をしていても、誰といても、結局この時期は花粉症に囚われてしまう。
ゴールデンウィーク明けまで、決して離れられない呪縛。

忍耐力がとことん落ちて、愚痴とイライラが止まらない。
いつもは流せる小さなことでも、引っかかって突っかかりたくなる。

もうすぐ春分の日がやってきて、パワーが陽性に変わるというのに。
あたしのカラダはまだまだ停滞する。

前回も書いたけれど、これでも症状は随分軽くなったのだ。
鼻詰まりで眠れないような夜はなくなったし、目ヤニで瞼を腫らすこともなくなった。
医者に通わなくなったから、具体的にどこがどう変わったのかはわからないけど。
漢方医の知人に言わせると、免疫力が高まったということらしい。

カタカナ・アルファベット・数字だらけの薬よりも、あたしには昔ながらのモノが合っていたわけだ。
鼻水がドロッとしてきたらなた豆茶を飲む。
鼻の通りが悪くなったらユーカリやハッカの精油を使う。
肌が荒れてきたら馬油を塗り込む。

成分も効果も、分かりやすい方が良い。
自分で決めて摂取しているから、納得して続けられるし。
そして、ここ2・3年でレギュラー入りしたのがじゃばら飴。
和歌山の秘境で育てられていた奇跡の果物・じゃばら。
何でも、花粉症抑制効果があると言われるナリルチンとやらが、たくさん含まれているらしい。

本来は年間通して継続すべきなんだろうけど、症状が治まるとすぐ止めちゃう。
だからこれまた、具体的にどこがどう変わったのかはわからない。
それでも鼻腔の奥の方がどんよりする、あのイヤな感じが圧倒的に少なくなった。
きっと良かったんだと思う。
それが単純に、心に暗示をかけているだけだとしても…

少なくとも2ヶ月は向き合わなきゃいけない。
だったら、惰性で薬を飲むよりも、変化を期待しながらナチュラルに過ごそう。

病が気で治るなら、万々歳だ。