7月5日、曇り時々雨 | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

旦那にはなってほしくない職業がある。

相手が歌手とか俳優だと、気が休まるヒマがない上に、色んな方面に気を遣わなくてはいけない。
ましてや、大スターとかイケメンだったら、とんでもない誹謗中傷に耐えなければいけなくなる。
ま、そんなことは有り得ないから、単なるバカな想像なんだけど…
同様の理由で、スポーツ選手とかモデルなんてのもイヤだなぁ。
いつも身綺麗にしてなきゃいけなそうだもん。
面倒くさいよ~!
…うん、わかってる、有り得ないことは。

万が一のことを考えると、医者やら弁護士なんてのもツラそうだし。
消防士や警察官だったら、毎日不安でいっぱいになっちゃうだろうなぁ。

あたしの性格が強いからなのか、個性を全面的に押し出すような人とは付き合ってこなかった。
ほんわかしてボーッとしてるタイプばかり。
確実に衝突するからね。
そのためか、胃がキリキリするような仕事をしてる人もいなかった。
収入にならないことばかりしてるヤツだの、そもそもちっとも働かないヤツだの、夢を追いかけて現実見えてないヤツだのはいたけど。

あたしの人生において、お金の優先順位は高くない。
最低限、暮らしに困らないだけあれば良い。
心身の健康に支障を来すくらいなら、無理して勤めることはない。
もしパートナーが動けないのなら、その分あたしが出ていきゃいいんだから。
そう思ってる。
楽しく生きていければ、何してたって構わない。

映画・ドラマ・マンガ・小説の世界なら、どんな職業でも描き方次第で格好よくなる。
だけど、実生活ではそうはいかない。
一度ついてしまったイメージはなかなか変えられない。
金貸し・闇金・借金取り・リストラ代行…
フィクションでは面白いと思えても、実際に自分の旦那だったとしたら?
全然、笑えない!
ブラックな香りのする仕事人は、せめて彼氏に留めておこう。
それなら、たとえ厄介なことが起きても逃げればいいから。
何年かしたら、笑える日がくるから。