6月20日、雨時々曇り | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

つきのわさんと焼き鳥を食べに行ったとする。

とりあえず、ドリンクと軽いつまみをオーダー。
さっそく、ビールと果汁たっぷり系のサワーが届く。
店員さん、あたしの前にサワーを置く。
ごめん、あたしがビールなのよ。
少しして、鶏皮ポン酢とサラダがやってくる。
店員さん、あたしの前にトングを置く。
ごめん、あたし取り分けできないのよ。

その後も、卵黄つくね・梅肉ささみがあたしに、きんかん・ぼんじりがつきのわさんに…
ごめん、全部逆なのよ。

世間のイメージする女子ウケと、あたしの注文に大きな隔たりがあるらしい。
一方つきのわさんは、いわゆるオンナ子供の食うもんが好き。
まさか店員さんも、ちんまりしたおばさんがオッサンみたいな好みで、ずんぐりしたおじさんがガールズみたいな好みをしてるなんて、想像するわけないもの。
そりゃ、ことごとく配膳を間違えるわけだ。

だけど、そういうのって誰がどうやって決めたわけ?
気づいたらいつの間にか、女子はアボカドが好き!みたいな風潮。
気づいたらあっという間に、女子はパンケーキに目がない!みたいな風潮。
いやいや、どっちも全然興味ねーよ。
ま、つきのわさんは好きっぽいけどね。

あと、意味がわからないのがイチゴ。
甘酸っぱくて赤くて可愛い?
まるで女の子みたい?
う~ん、やっぱり全然興味ない。
自らお金を出して買ったことないし。
それなら、あたしは断然みかん!
みかんのない時期は柑橘類。
ま、つきのわさんは確実に好きだけどね。

イチゴ=可愛い=女の子
この方程式はイマイチ理解できないけど、ハウスで育ててる農家さんにはきゅんきゅんする。
日に焼けてガッチリした兄ちゃんが、風格たっぷりのおじいちゃんが、丁寧に収穫・箱詰めする姿。
たまらない!!
イチゴ→男性→ギャップ=可愛い
コレでしょ!?
新しい方程式の提案です。

話を総括すると、つきのわさんは女子が好きそうなモノが好き。
食べ物の好みで言ったら、女子力の高さは半端ない。
とにかく可愛い人なのよ。
つきのわさん=女子力高い=可愛い

いいでしょ?
あたしだけの方程式。