○○塩とか○○醤油とか○○七味とか…
大体使い切れない。
そのくせ新しいモノが出てくると試したくなる。
スペースばかり無駄に取られる。
瓶がズラリと並んでいると、ちゃんと料理した気になる。
視覚からくる満足感。
実際は完全なる手抜きなんだけど。
そして年齢を重ねて気付く。
添加物や合成物がツライ。
謎のエキス、カタカナだらけの着色料、聞いたことのない甘味料…
ナチュラルな物でないと体に負担がかかる。
回復に時間がかかる。
美味しさを求めて購入した品々に足元をすくわれる。
せっかくお金をかけたのに体調が悪くなる。
これ以上、健康貯金を減らすわけにはいかない。
シンプルに暮らそう!
目指すは江戸時代の食生活。
混ぜ物のない塩・味噌・醤油・みりん・酢…
基本となる味を間違いのないモノにする。
原材料や製造法に目を向けてみると、仕上がりに格段の差が出る。
今まで何気なく使っていたお馴染みの顔ぶれなのに、知れば知るほど奥が深い。
知ってはいたけど再確認、やっぱり日本人ってスゴイ!
国産クオリティーの高さたるや!
最近、お江戸の献立が見直されているらしい。
19世紀前半に作られていた惣菜が、21世紀になっても色褪せない。
スッキリしていてヘルシーなのに、きちんと手がかかってる。
むしろ現代人が見習うべき内容で興味津々。
ますます時代小説熱に拍車がかかりそう。

今回はレシピ付き。
楽しくて嬉しい。