4月9日、晴れ | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

お馴染みのモノなのに、ひとことプラスされるだけで魅力が倍増することがある。

ルーキーと聞くだけでもウキウキするのに、スーパーなんてつけられたら、期待はグーンと高まってしまう。
桜の木があるだけでもワクワクするのに、日本最古だなんて言われたら、すぐにでも見に行きたくなってしまう。
スーパールーキー、日本最古の桜…
テンション上がります。

その効果が更に増すのが食べ物。

米→新米
茶→新茶
玉ねぎ→新玉ねぎ
鰤→寒鰤
鰹→戻り鰹
キャベツ→春キャベツ

字面だけでもヨダレが出そう。

旬を冠して、ベストを味わう。
素晴らしいことです。

そしてそして、待望のコイツがやってまいりました。
スプリングラム!!
とても良い響きです。


我が家の、豚・鶏・牛の食肉3兄弟(食卓登場回数順)にベイビーが産まれたのが5年前。
当時は置いてある店も種類も少なく、決まったところで骨付き肉を買うのがせいぜい。
誕生日やクリスマスなんかの、ちょっと特別な日の贅沢メニューだった。
だんだん人気が出てきて、色んな部位が買えるようになり…
今や、最も美味しい時期のモノを楽しむまでに!

その活躍ぶりは目覚ましく、出場機会は牛兄さんを越えつつあるかも。

定番化され、買いやすくなってきたのは嬉しいのだけれど、ちょっと残念な部分もある。
裾野を広げようと親しみやすさを追及する余り、肝心なケモノ臭さが薄れてきている。
羊ラバーは独特の風味が欲しているのだ。
クセがすごい~!って言いたいのだ。

昨今のラムブームに、喜び半分寂しさ半分。

おばさんの乙女心は、春の気温のように変わりやすい。