最近知った言葉です。
簡単に言ってしまえば、冬の鬱のこと。
日照時間によって量が変わる、セロトニンとメラトニンという脳内物質。
太陽の光が少ない期間にセロトニンの分泌量が減り、メラトニンとのバランス不良が起きてしまう。
気分が落ち込んだり、食欲が暴走したり、やたら眠くなったりするんだそう。
おやおや、あたしに当てはまることばかり。
11月頃から症状が出始め、2月くらいに治まるというパターンが多いようです。
陽が短くなると現れて、陽が延びてくると消える。
まさに、その通り。
あたしの場合は、夏至を過ぎるともうしょんぼりしてしまって、コートを脱ぐ時期にようやく復活する感じ。
秋と冬は、心が閉店ガラガラです。
暗くて寒くて乾燥して…
モヤモヤしてダラダラして…
そんな状況にイライラしてしまうのです。
何か生産的なことをしなければ!
このままでは罪悪感と自己嫌悪で、ますます沈んでしまう。
そんな時に、実家の母から電話。
明日来てくれない?
夢中になれる単純作業。
大豆の茹で上がる匂い、キラキラの麹と塩、色んなモノの混じりあった熱気…
朝から始めて、10㎏の味噌を仕込むこと4時間。
久々に味わう達成感。
あたしだって、やればできるんだ。
少し症状が改善したんじゃないかな。
全てを終えて飲むお茶の美味しいこと。
半年後の完成が楽しみです。
静かな充実感と共に帰宅。
今日の成果を振り返る。
あれ?気づけばご飯お代わりして、食後のスイーツ&コーヒーまで!
その上、いつの間にやらソファーでうたた寝!
イヤだイヤだ。
でも仕方ありません。
あたしは病気ですからね。
まだまだ春は遠そうです。
