あたしが旅した国、時系列に。
オーストラリア~台湾は学生の頃に行ったから何もかも親任せ。
覚えているのは、ウォンバットのケツが硬いとかキムチの種類多いとか飲茶やたらウマイとか、そんな断片的なことだけ。
苦労もハプニングもなかったから、記憶に残るような出来事が起こらなかったんだろうなぁ。
もったいない。
カナダ以降は自力でセッティングしたから満足度が段違い。
ドキドキもワクワクもあたふたも、いっぱい経験した。
旅のお相手はいつも友人。
今でも、会えば思い出話に花を咲かせる。
失敗談を肴にした日にゃ、いくらでも酒が飲める。
好奇心はそこそこ満たされたものの、行きたい国はまだまだある。
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南米…
時間とお金と体力と勇気があれば、いくらでもまわってみたい。
世界には未知の国が山ほどあるんだもの。
地球儀をくるくるするだけで、国旗のデザインを見るだけで、どれだけ興奮するか。
だけど、世界にはあたしの食指が全く動かない国もある。
それがアメリカ。
人も文化も街並みも食べ物も、ちっとも面白そうじゃないんだもん。
実際に訪れたことがあって、あたしの好みを知る人は、みんな口を揃えて行かない方がいいと言う。
絶対合わないって。
そもそも、アメリカ人との相性が悪い。
これまでに何十人と会ったけれど、友達になりたい!素敵!と思った人がゼロ。
でも…日本が好きって言われると弱いよね。
滞在中のステイ先を中野のアパートにしたりしてさ。
うちの近所選んじゃったりして、結構見る目があるんだよね。
先入観は良くない。
どこに転機があるかわからないもの。
これからは素晴らしいアメリカ人に出会えるかもしれない。
機会があったら、積極的に話しかけてみよう。
○○人だから、なんて決めつけは止めよう!
それこそ、人生もったいない!!
って、せっかく決意したのに、だよ?
ニュースを観れば、オスプレイだのトランプだの…
やっぱり、彼らを歓迎するのはなかなか難しいかも。
