10年前、強い不信感を抱いて以降、病院に行くのをやめました。
以来、体のことは全てセルフケア。
適度な運動と、バランスの良い食事を心掛ける。
実際のところは、何となくの運動と、とりあえずの栄養、だけど。
健康診断の結果は、10年変わらずオールA。
諸々気をつけ始めた分、数値的には改善されてるくらい。
頑張れば、医者なんていらないんです。
独身時代に多くの時間を費やした新宿界隈。
学生寮があるとかで、多くの医大生と知り合いました。
勉強一途に頑張った代償なのでしょうか。
医学を極めるための試練なのでしょうか。
毎晩違う女を部屋に連れ込むヤツ、部屋からロケット花火をぶっぱなすヤツ、かれこれ8年も寮に居続けるヤツ…
ほとんど(本当は全員)のヤロウが、かなりの変わり者でした。
一緒に飲んでいるだけなら、最高に面白い相手です。
知らない世界の話なだけに、あるあるエピソードはどれもハズレなし。
失敗談やクセの強い先生の話なんかも鉄板の笑い。
だけど、冷静に考えてみる。
自分のカラダを預ける。
…絶対にイヤだ!
彼らは漏れなく医師となり、立派に勤めています。
でも、話し始めれば本質は変わらない。
薄々気づいてはいましたが、医者なんてのは、おかしな人の集まりなんですね。
本当はもっと前から、そのことを知っていたはずなんです。
だって、昔から愛読してたんですもの。
これを読んでも、彼らがまともだって言えますか!?
プロフェッショナルな変わり者なんです。
世間の常識なんて、関係ないんです。
だからこそ、このシリーズも愉快なんですけどね。
で、結局最初に戻る。
やっぱり病院には通わない。
