画質の低下、微妙な色彩、欠ける迫力。
場合によってはストーリーを変更してしまう、不届きな番組さえ存在します。
一体誰が喜ぶと言うのでしょう?
そして、最もいただけないのが、声。
好きなマンガで、納得のいく配役に出合ったことがない。
あたしが頭の中で展開していた世界観を、壊さないでほしい。
SLAM DUNKの花道とか、イメージと全然違うんですけど!?
イライラしちゃう!
そんな話を、ぷんすかぷんすか後輩ちゃんにぶつけていたら、「あたしはアニメしか知らないから、逆にあの声がイメージになってますけど」って。
世代が変われば、最初に触れるモノは違ってくる。
そうだ、そりゃそうなるよね。
このパターンをあたしに当てはめて、友達兄さんに話してみると…
ハットリくん、筋肉スグル、上杉兄弟etc.
世代別違和感は、あるある話のようです。
永く支持されているアニメには、逆に声に愛着がわいてきます。
サザエさん・ドラえもん・悟空クラスになると、もはや代わりが効かない。
絶対的ボイスというモノが存在するのも確かなのです。
上記はもちろん、ちゃんこーまい的絶対ボイス…
それが、北条司作品。
シティハンターなんて、主題歌GetWildと共に瞬時にキャラクター達の声が頭に浮かんでくる。
そしてそして、キャッツアイ。

これもまた、主題歌と共に大流行しました。
毎日飽きることなく、仲良し3人組でキャッツアイごっこもしました。
タイツはいて、腰にスカーフ巻いて、家の塀を歩いてまわる(もちろん他人の家も。おおらかな時代でしたね)。
憧れたなぁ、レオタード。
ちなみにあたしは、泪姉さん役。
あんなに嫌がっていたけど、アニメ化されたからこそ成立した遊び。
知らぬ間に恩恵を受けていたとは…
悔しいが認めざるを得ないのか。
いやいや、まだまだ認められない!
おばさんってのはね、年々頑固になるのですよ。