日が長くなると、やってくるのが花粉達。
朝夕の止まることを知らないくしゃみ、体の水分が無くなりそうなほどの鼻水。
憂うつです。
しかし体質改善の甲斐あって、今年は症状がかなり軽く済みました。
目の痒みや肌荒れを克服するまでには、まだまだ努力が足りなかったようですが、例年に比べると格段に快適でした。
カサカサした気持ちも、日差しの柔らかさと共に少しずつ落ち着いてきたようです。
気付けば、桜の開花情報が天気予報と共に流れる毎日。
サクラ…
とても好きです。
本当に日本人で良かったと思います。
みなさんは"さくら"と聞いて、何を思い浮かべますか?
卒業?入学?花見?
この季節ならではの匂いや色合いに、何かひとつ思い出があるのではないでしょうか。
そういえば…
小学生の頃、木登りしてたら毛虫が洋服の中に入っちゃって、おへそ周りがカブれたことがあったっけ。
中学の時には2階から飛び降りる遊びが流行って、落ちた拍子に枝をガッツリ折って、先生に叱られたなぁ。
イケイケライフをエンジョイしていた15年前には、とあるオトコと花見をしてたら意識がなくなり、気付いたら裸ん坊にされていたよね。
今となっては笑える話だけれど、文字に起こすとただのバカだわ。
本当は素敵な熟女なのに。
このままでは、恥ずかしいおばさんで終わってしまう。
ラストシーンに春の優しい雰囲気満点、この作品を紹介して、起死回生をはかってみましょう。

ドタバタ感や軽快なコメディで笑いを誘う前半、だんだん人物相関図が絡み合ってくる中盤、五代君と響子さんの恋模様に夢中になる後半。
数え切れないほど読み返しているのに、何度でもキュンとするエンディング。
たまりません、めぞん一刻。
高橋先生の名作!
大好きで、何度リピートしたことか。
あたしのように、どっぷりハマった人も少なくないでしょう。
めぞん一刻フリークを自負していたあたしでしたが、夏生まれの娘に"春香"と名付けた友人を目の前にした時…
はっきり敗北を認めました。