file9、少年マンガ | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

この時期になると心がざわつきます。
モヤモヤすると言ってもいいかもしれません。


原因は野球。

あと少しでシリーズが始まるとかで、キャンプがどうだ・新戦力がどうだと、スポーツコーナーに時間が割かれています。

実に不愉快です。
一体、何が面白いんでしょう。


無駄に長い試合時間、パッとしないユニフォーム、ダサい応援。
延長でもされた日には好きな番組はド深夜にずれ込んだりするし、録画してみりゃ違うモノが映ってたりするし、挙げ句の果てには中止になっちゃったりして…
興味のない者にとっては、迷惑でしかありません。

最も許せないのが、選手の体型。
尻のデカい男なんて、マジで有り得ません。
生理的に無理。


ただし、闇雲に嫌いキライと言っているわけではないんですよ。

父の会社チームの試合を観に行ったこともあるし、つきのわさんが参加していた草野球の応援に行ったこともあります。
つまんなかった。
でもこれは素人だからかも…と、プロの仕事もチェック。
神宮球場にも東京ドームにも行きました。
セ・リーグもパ・リーグも観ました。
つまんなかった。

いやいや待てよ、もしかしたら、観るよりプレーする方が良いのかもしれない。
友達の草野球チームに混ぜてもらったり、社会人野球チームの練習に参加させてもらったりしました。
つまんなかった。
活躍できたら楽しかったのかも?
いえいえ、しっかりホームランも打ったし、守備も誉められたんです。
つまり総合すると…やっぱり、つまんない。


とにかく、あたしには合わない。
何事にも相性ってもんがあるので、こればっかりは仕方ありません。


だからなのでしょう。
野球をテーマにしたアニメやマンガをいくつも見てきたはずなのに、ほとんど内容を覚えていないのです。

でも、コレだけは好き。

幼なじみというシチュエーション、甘酸っぱい恋の駆け引き、大切な人の死…
古き良き、高校生の姿がそこにあります。

小さい頃から一緒にいるのが当たり前だったのに、それがいつしか恋愛感情に変わる。
一度は経験してみたい。
憧れるぅ~。


だがしかし、やっぱり試合の内容となると、一切記憶にない。
それもそのはず、その辺りは全てすっ飛ばして読んでいるから。



ここに断言します。
あたしにとってのタッチは、ただの青春恋愛マンガです。