file8、少年マンガ | 熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

熊猿の仲 ~ゆうえんのなか~

モンチッチのようなヨメが、ツキノワグマのようなダンさまとのゆる~りとした日常を綴ります。
果たして熊と猿は仲がいいのか悪いのか…。
今日も中年夫婦はとことんマイペースに暮らします。

あたしの人生で自慢できるものがあるとしたら、何かが起こった時に自分の力で解決きたということ。


誰かに相談をするのが苦手だから、どうやって他人に頼るのかがわからない。

相談するとしたら、相手は信頼のおける人。
もしくは、全くしがらみのない他人。

自分の大切な人には心配かけたくないから、簡単に悩みなんて話せない。
かと言って、ズバッと問題を解き明かしてくれる第3者が、タイミング良く現れるわけもない。

これまで、誰かに物凄く適切なアドバイスをもらった記憶がないし、そもそも人の指図を受けるなんて真っ平。
大して身にもならない話に時間を取られるくらいなら、自分で何とかした方がよっぽど早い。


だから、厄介事に直面した時に、一目散に何かにすがる人の気持ちがわかりません。

やれ占いだ、やれパワースポットだと、駆けずり回る。
他にやれるコト、いっぱいあるだろうに…
しかし、このくらいなら可愛いもんです。

あたしが全く理解できないのが、どっぷりと宗教にハマるタイプ。
信じれば救われる…??
自分がどうにもできなかった事を、得体の知れない存在が何とかしてくれる。
んなわけない!

教祖様のお言葉を頂戴するとか、毎月お布施を納めるとか、意味不明です。

とりあえず、まずは自力で頑張りなさいよ~。


と、気合いの入りすぎた宗教家をとことん煙たがるあたしですが、これにはちっとも嫌悪感がありません。

むしろ愛読。
なぜなのでしょう。

だって、こんなに人をとことんまで描くなんて、ただただ凄いんですもん。
もう、仏教うんぬんとかじゃない。
崇められた人じゃなくて、泥臭い人間らしさに感動するのです。
※写真は貸していた友達から返ってきたままの状態。彼も心が洗われたのか、わざわざラップでくるむという待遇。普段はすご~くだらしないヤツなのに。


ブッダもあたしもあなたも、同じ人間。
勝手に限界とか決めつけないで、もう少し色々考えて、努力してみようよ。


何かと頼って仕事を押し付けてくる上司に読ませて、改心させてやろうかと目論む今日この頃です。