
11、美女と竹林
森見登美彦
いしいしんじと言い、万城目学と言い、町田康と言い…
関西出身の男性作家には、どうしてこんなにも、突拍子もない作品を送り出す人ばかりいるんだろう。
そして、森見登美彦でしょ~。
その発想はどこからやってくるのか。
知りたい。
でもきっと、どんなにじっくり聞いても一生理解できない。
だってコレ、美女と竹林をテーマにした訳のわからないエッセイですよ?
なんじゃ、そりゃ。
だからまた、新しい本を見つけると読みたくなっちゃうんだよ。

12、たそがれビール
小川糸
人気の日記エッセイシリーズ。
丁寧な暮らしぶりが垣間見えて、じんわり優しい気持ちになる
…いつもなら。
あたしの心身が疲れているのか、今回は感想がトガってしまいがち。
今あたしは、自分を型にハメがちな人に敏感なのだ。
リラックスする為に毎朝欠かさずヨガをしてますとか、じっくり沸騰させた白湯を飲むことを習慣にしてますとか…
でもさ、ヨガは絶対だから睡眠時間を削ってでも、こだわりが強いから人が作った白湯はちょっと、みたいなことになってたりするじゃん。
本人は"自分らしくいるため"と言うのだけれど、逆におかしな窮屈さを感じてしまうのよね~。
いかんいかん、リラックス。