
1、「ない仕事」の作り方
みうらじゅん
マイブーム・ゆるキャラ・いやげ物や見仏等、数々のムーブメントを世に送り出してきたサブカルの帝王(ご本人的にはこの呼ばれ方に抵抗アリとこのと)。
それらが誕生した裏には、限りない愛情があった。
決して諦めない心、折れない継続力。
誰も見向きもしなければ変人、大衆に認められれば仕掛人。
世の中の流行りを辿れば、その根底には変態のチカラがあるのだ。
しっかり狙って、しっかり結果を残す。
なりたいとは思わないけど憧れる。
あたし前々からチェックしてたよ、と優越感に浸りたくて、ついついこの人を追いかけてしまう。
最もつまんねぇタイプのあたし。

2、いっちばん
畠中恵
しゃばけシリーズの第7弾。
相変わらず病弱で世話の焼ける主人公・一太郎と、愛らしいキャラクター揃いの妖達。
年明けの忙しなさとは裏腹に、気持ちは静寂を求め、寒さでカラダは動かない。
現実と理想のギャップに、小さな焦りを覚える。
そんな自分を、安定の面白さが和ませてくれる。
しみじみ、好きだなぁ。
結局、人生なるようにしかなんないんだよなぁ。
変な気合いを入れてたけど、そんなに頑張んなくてもいっか。