もう少し鼻が高かったらとか、歯並びが良かったらとか。
思うことは色々だけど、嫌いってほどじゃありません。
似顔絵
誰かがあたしを書いてくれる時、顔の3分の1くらいをクチにされます。
それもほぼ100%の確率で。
そう、あたしクチビルが厚いんです。
チャームポイントでもあり、コンプレックスでもあります。
良く言えば、"ぽってり"。
つきのわさんの悪口によれば、"唇オバケ"。
人より面積が広い上に皮膚が薄いらしく、乾燥っぷりがハンパありません。
冬は言うまでもなくガサガサです。
湿気のある夏なら良いかと思えば、冷房でやっぱりガサガサ。
これまでの人生で、一体どれくらいのリップクリームを使ったことでしょう。
試しに福山グチ(唇の薄いタイプを勝手に命名。由来はミスターひらひら唇こと・福山雅治氏)の友人に聞いてみたところ、彼女が買うのはせいぜい年に1本とのこと。
下手すると1年以上同じ物を使うこともあるそう。
信じられない。
あたしなんて、少なくとも年に3本は必要だもの。
多少洒落っ気づいてきた中学生から使い始めたと仮定しても、過去の購入本数が70本は越えている計算になるわけです。
仮に1本が¥500だとして…そのトータルは¥35000(むしろそれ以上の物を買うことが多いので¥40000以上かも)!
クチビルに弄ばれる人生…
年々盾ジワが増え、深くなり、リカバーに時間がかかるようになってしまいました。
少しくらいならお金がかかってもいい。
優しくて確実な効果が欲しい!
以前は"薬用"を謳っている商品を盲目的に信用して選んでいましたが、ここ10年はとにかく"天然成分"。
クスリに頼る時代は終わったのです。
今は治癒力を高めるべき時なのです。
しばらく缶入り・クリームタイプのシアバターを愛用していましたが、指がベタつくし蓋の開け閉めが面倒。
おばさんは短気なのです。
そんなこともあって、気になっていたこの子に乗換え。

スロワージュの露あかり、無色・1本・¥1260(税抜)
食用成分だけで出来ているという安心安全な逸品。
つけ心地は軽いのに、保湿力には優れています。
皮むけの回数がぐっと減って、ちょっとハリも出てきたような気が。
心がささくれがちだったこの頃。
これで、ほんのちょっとだけ明るい気持ちになれそうです。
でも、リップクリームを変えたからと言って、クチビルの厚さは変わらないんですって。